NONEMPTYCROSSJOIN

指定されたセットのクロス積で構成されるセットを返します。NULL のタプルがあれば除外します。

返りタイプ

この関数は、タプルのセットを返します。

構文および詳細

NONEMPTYCROSSJOIN(set_expression1, set_expression2)

以下は、この指定の説明です。

set_expression1 および set_expression2 は、メンバのセットに対して評価される式です。

この関数は、各セットのすべてのメンバを識別し、最初のセットの各メンバと 2 番目のセットの各メンバを組み合わせるタプルのセットを生成します。返されるセットには、空のタプルは含まれません。

Note:

複合キューブを参照するクエリでこの関数を使用すると、同じ結果が CROSSJOIN として返されます。サブクエリに同じ数の行が存在し、結合可能であるようにするため、このようにする必要があります。この場合、空のタプルを除外するには、関数の先頭にキーワード句 NON EMPTY を指定します。

例

以下はその例です。

SELECT MEASURES.[%COUNT] ON 0, 
NONEMPTYCROSSJOIN(diagd.MEMBERS, aged.[age group].MEMBERS) ON 1 FROM patients
 
                             Patient Count
 1 None->0 to 29                        363
 2 None->30 to 59                       348
 3 None->60+                            120
 4 asthma->0 to 29                       36
 5 asthma->30 to 59                      37
 6 asthma->60+                           11
 7 CHD->30 to 59                         13
 8 CHD->60+                              23
 9 diabetes->0 to 29                      1
10 diabetes->30 to 59                    20
11 diabetes->60+                         25
12 osteoporosis->60+                     22