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SOLVE_ORDER 節

計算メンバの定義に使用します。この節では、この計算メンバの定義を適用する順序を、他の計算メンバに対して相対的に指定します。この節は、両方の軸についての計算メンバがクエリに含まれている場合にのみ関連します。

構文および詳細

この節は、CREATE MEMBER 文または WITH 節で計算メンバを定義するときに使用できます。

SOLVE_ORDER=integer

SOLVE_ORDER キーワードは、大文字と小文字が区別されません。integer には、リテラルの整数を指定します。既定値は 0 です。

この節は、計算メンバを列に、競合する計算メンバを行に持つクエリで使用すると便利です。この節は、システムによるセルの値およびセルに適用する形式の決定方法に影響します。既定では、FORMAT_STRING を決定します。

行によって形式と値を決定する場合は、その SOLVE_ORDER が、行に使用する計算メンバのものよりも大きい必要があります。

SOLVE_ORDER の大きい計算メンバは最後に評価され、結果を制御しますが、1 つの例外があります。行または列で %CELL 関数が使用されている場合、その暗黙的な既定の SOLVE_ORDER は 10 になります。

行と列の両方で %CELL が使用されており、行によって値と形式文字列を決定する場合は、行の SOLVE_ORDER を 11 に設定します。

行と列のメンバの SOLVE_ORDER が同じ場合は、既定の場合と同様に、列のメンバが結果を制御します。

計算メジャーが他の計算メジャーに依存する場合、システムは依存関係を認識して適切な順序でメジャーを評価するため、それらのメジャーに SOLVE_ORDER を使用する必要はありません。

関連項目

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