プロダクションの構成

この章では、EDIFACT ルーティング・インタフェースを組み込むようにプロダクションを構成する方法について説明します。以下のトピックについて説明します。

この章では、Ensemble, プロダクション構成ページで実行するタスクについて説明します。次の章で追加のタスクについて説明します。

EDIFACT ビジネス・サービスの追加

プロダクションが受信するドキュメント・タイプごとに 1 つずつの EDIFACT ビジネス・サービスを追加します。このドキュメント・タイプが複数の通信モード (FTP と TCP など) を経由して到着する場合は、通信モードごとのビジネス・サービスが必要になります。

EDIFACT ビジネス・サービスをプロダクションに追加するには、ビジネス・サービス・ウィザードを通常どおり使用します。"Ensemble プロダクションの構成" を参照してください。[サービス・クラス] リストから以下のクラスのいずれかを選択します。

ルーティング・プロセスをプロダクションに追加するには、ビジネス・プロセス・ウィザードを通常どおり使用します。"Ensemble プロダクションの構成" を参照してください。[プロセス・クラス] リストから EnsLib.MsgRouter.VDocRoutingEngineOpens in a new tab を選択します。

出力先ごとに 1 つずつの EDIFACT ビジネス・オペレーションを追加します。

不正なメッセージを処理するためのビジネス・オペレーションを追加することもできます (背景については、"Ensemble 仮想ドキュメント" の “仮想ドキュメント用のビジネス・プロセス” を参照してください)。

EDIFACT ビジネス・オペレーションをプロダクションに追加するには、ビジネス・オペレーション・ウィザードを通常どおり使用します。"Ensemble プロダクションの構成" を参照してください。[オペレーション・クラス] リストから以下のクラスのいずれかを選択します。

EDIFACT ビジネス・ホストを追加したら、次のようにアイテムを接続します。

EDIFACT ビジネス・サービスごとに、EDIFACT ルーティング・プロセスの名前としてターゲット構成名を指定します。
必要なロジックを含むルーティング・ルール・セットを作成します。次の章を参照してください。
ルーティング・ルール・セットの場合は、[ターゲット] フィールドが EDIFACT ビジネス・オペレーションになっていることを確認します。
EDIFACT ルーティング・プロセスの場合は、[ビジネスルール名] 設定を指定します。新しいルーティング・ルール・セットの完全名を使用します。

“設定の参照先” に列挙されたすべての設定を調査して、必要に応じて設定する必要があります。

EDIFACT ビジネス・サービスに関する主要な設定は次のとおりです。

[Docスキーマカテゴリ] — 受信ドキュメントに割り当てるスキーマ・カテゴリを指定します。Ensemble 内で、この情報が検証や検索テーブルのインデックス作成に使用されます。
[テーブルクラス検索] — 受信ドキュメント内の仮想プロパティにインデックスを付けるために使用するクラスを指定します。
ファイルまたは FTP ビジネス・サービスの場合は、[リプライターゲット構成名] フィールドを構成する必要があるかどうかについても検討します。

[セパレータ] 設定も構成する必要があります。