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ASTM ビジネス・サービスの設定

ASTM ビジネス・サービスの設定に関する参照情報を提供します。

概要

ASTM ビジネス・サービスには次のような設定があります。

グループ 設定 参照先
基本設定 [ターゲット構成名][Doc スキーマ・カテゴリ] "Ensemble 仮想ドキュメント" の “ビジネス・サービスに関する設定
追加設定 [検索テーブル・クラス] "Ensemble 仮想ドキュメント" の “ビジネス・サービスに関する設定
[リプライターゲット構成名][応答タイムアウト][出力セパレータ][ローカルアプリケーションID][リプライモード][準備完了] このトピックの各セクション

残りの設定は、すべてのビジネス・サービスに共通のものであるか、アダプタのタイプによって異なるものであるかのどちらかです。詳細は、以下を参照してください。

準備完了

(TCP のみ) 通常は外部 ASTM システムが ASTM TCP サービスおよびオペレーションに ACK 応答を提供します。外部 ASTM システムが ACK 応答を提供しない場合は、ASTM TCP ビジネス・サービスの [準備完了] チェック・ボックスをクリアしてください。ASTM TCP ビジネス・オペレーションはその [パートナーサービス] ビジネス・サービスの設定を使用します。

デフォルト値は真です。

[ローカル・アプリケーション ID]

このビジネス・サービスを介して ASTM ドキュメントを受け取る機能とアプリケーションを表す、コロンで区切られた LocalID:Qualifier コード。これらは、応答ドキュメントのヘッダを作成するために使用されます。@ (アット・マーク) 文字は、受信ドキュメントから対応するフィールドを使用することを表します。ID で、リテラルの @ 記号を使用する必要がある場合は、\@ のように円記号でエスケープします。

デフォルト値は、以下です。

ASTMService:ENS

[出力セパレータ]

(TCP のみ) ASTM ビジネス・サービスを構成するときは、送信 ASTM ドキュメントに対して [出力セパレータ] を指定できます。ASTM ビジネス・サービスが Ensemble 内から通信を開始できることは、ASTM の通信方式をサポートするために必要な構造上の特性です。

詳細は、“ASTM ビジネス・オペレーションに関する設定” の “[セパレータ]” を参照してください。このセクションでは、[セパレータ] と呼ばれる同様の設定について説明します。

[出力セパレータ] に値を指定しない場合、ビジネス・サービスは、4 文字の文字列 Flex から構成されるデフォルトを使用します。Ensemble では、区切り文字として Flex を使用しませんが、この値を次のように解釈します。

  • 送信ドキュメントが前に受け取った受信ドキュメントの応答である場合は、受信ドキュメントから区切り文字をコピーします。

  • 送信ドキュメントが Ensemble から通信を開始する場合は、送信メッセージのネイティブの区切り文字を使用します (メッセージを送信するために区切り文字を変更しません)。

[応答モード]

ASTM ルーティング・インタフェースは、双方向のインタフェースです。つまり、ビジネス・サービスは、このインタフェース上で連携するビジネス・オペレーションを使用して送信ドキュメントを送信できます。ただし、ターゲットの構成項目が即座に応答を返すことを希望している場合は、[応答モード] の値を [アプリケーション] に構成して、これを有効にできます。以下のいずれかの値を指定します。

  • [応答しない] — 応答を返しません。これがデフォルトです。

  • [アプリケーション] — ターゲットの構成項目からの応答を待機し、応答が到着したら、それを返信します。

[応答ターゲット構成名]

([ファイル] のみ) ビジネス・サービスが受け取った任意の ASTM 応答ドキュメントを渡す必要があるプロダクション内で、カンマ区切りの構成項目のリストを指定できます。通常、リストには、1 つの項目が含まれますが、それ以上の項目数の場合があります。リストには、ビジネス・プロセスまたはビジネス・オペレーション、あるいはその両方の組み合わせを含めることができます。

[ターゲット構成名] と比較してください。

[応答タイムアウト]

(TCP のみ) 要求を送信後、リモート・システムから応答が返信されるまで待機する秒数。タイムアウトを -1 に設定した場合は永久に待機します。

要求に対して設定されている [応答タイムアウト] 値の時間内に応答が到着しなかった場合、ASTM アダプタは <Ens>ErrTCPReadTimeoutExpired エラーを生成してログに記録した後、新しい受信メッセージをリッスンし、新しい送信メッセージを待機する状態に戻ります。

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