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このドキュメントの概要

このドキュメントでは、iKnow 意味分析エンジンを使用して、構造化されていないデータにアクセスし、これを分析する方法を説明します。一般的に、構造化されていないデータは、新聞記事のコレクションや医師の診断書のコレクションなど、多数のテキスト・ソースから構成されます。このテキスト・データを iKnow にロードし、iKnow を使用して意味のある情報を取得します。iKnow はソース・テキストからロードされたデータを操作し、ソース・テキストの変更は行いません。iKnow は、Dutch/nl (オランダ語)、English/en (英語)、French/fr (フランス語)、German/de (ドイツ語)、Japanese/ja (日本語)、Portuguese/pt (ポルトガル語)、Spanish/es (スペイン語)、Swedish/sv (スウェーデン語)、および Ukrainian/uk (ウクライナ語) のテキスト上で意味分析を実行できます。

このドキュメントでは、次のような数多くのトピックスを取り扱います。

  • 序文 :

    • "コンセプトの概要" では、構造化されていないデータに対する iKnow のアプローチと iKnow アーキテクチャを説明します。ここでは、ユーザのテキスト・アクセス・アプリケーションに iKnow が最適かどうかを判断できるように、iKnow が提供する機能としない機能の両方について説明します。

    • "iKnow の実装" では、ObjectScript 環境における iKnow ソフトウェアの実装について説明し、データ・ソースの考慮点について解説します。データ・ソースには、テキスト・ファイル、SQL レコード、グローバル、RSS フィード、または他の任意のタイプのテキスト・ソースを使用できます。

  • iKnow インタフェース :

    • iKnow アーキテクトでは、iKnow コンポーネントを作成して、そのコンポーネントにデータを入力するための、管理ポータル・インタフェースについて説明します。

    • REST インタフェースでは、多数の iKnow 操作を実行するための REST API インタフェースについて説明します。

    これらのインタフェースを通じて実行する操作については、それぞれの操作タイプ別に以下の章でさらに詳しく説明します。

  • "iKnow 環境の設定" と "iKnow ドメインへのテキスト・データのロード" では、構造化されていないデータを iKnow に取り込むためのプログラムの記述方法を説明します。

  • "iKnow クエリ" では、iKnow にロードされたデータに対して実行できるプログラムの記述方法を説明します。属性により、iKnow は否定属性と感情属性を区別するクエリを実行できます。こうした属性でフラグが設定されている用語は、パスまたは文についてのクエリの解釈に影響を与えます。優位性と近似 は、テキスト要素比較においてより高度な演算を提供し、カスタム・メトリック は、クエリのテキスト要素比較で使用する演算の拡張およびカスタマイズの手段を提供します。

  • "ソースのフィルタ処理" では、各種フィルタを使用して iKnow にロードされたデータ・ソースのサブセットに対して、クエリ範囲を制限する方法を説明します。"テキスト・カテゴリ化" では、ソース内容の分析に基づいて、自動的にデータ・ソースをカテゴリに割り当てる方法を説明します。割り当てが完了すれば、このカテゴリのメタデータ値を使用してソースのフィルタ処理を行ったり、ソースのクエリを実行する場合に、このメタデータ値を使用できます。

  • スマート・マッチングに関する 2 つの章では、iKnow にロードされたデータ・ソースに対してマッチングするために、ディクショナリを作成する方法と、ディレクトリを使用する方法を説明します。

  • "ユーザ・インタフェース" の章では、情報を取得するためのいくつかのサンプル GUI インタフェースについて説明します。これらのインタフェースは、前の章で説明されているクエリ、フィルタ、およびディクショナリを使用します。

  • iKnow ツールでは、iKnow のコンポーネントとデータを表示するための、ターミナルの iKnow シェル・インタフェースについて説明します。これは便利なツールですが、追加の iKnow 機能を提供するものではありません。この章では、iKnow の以前のバージョンで作成された iKnow ドメインで使用するためのデータ・アップグレード・ユーティリティについても説明します。

  • "iKnow KPI と DeepSee のダッシュボード" の章では、iKnow ObjectScript クエリを KPI (重要業績評価指標) のデータ・ソースとして使用する方法と、DeepSee ダッシュボード上でこの KPI を表示する方法について説明します。

  • "Web サービス" の章では、インターネット・データと共に iKnow を使用する方法を説明します。

  • 最後の 2 つの章では、高度なトピックについて説明します。"iKnow のカスタマイズ" では、iKnow で提供されている機能を補完する追加の iKnow テキスト処理機能を作成する方法を説明します。"言語の識別" では、複数の言語で記述されたソース・テキストや特別な処理が必要な言語で記述されたテキストの扱い方を説明します。

  • 付録 "ドメイン・パラメータ" では、利用可能なドメイン・パラメータの包括的なリストが示されています。これらのパラメータは、ドメインをカスタマイズするために設定するか、またはドメイン・システム全体に対して設定できます。

  • 付録 "DeepSee キューブの統合 (非推奨フォーム)" では、iKnow キューブと DeepSee キューブ間の統合に関する非推奨フォームについて説明します。

また、このドキュメントでは、テキスト検索操作を実施するための SQL 機能である iFind についても説明します。

詳細は、"目次" を参照してください。

iKnow と DeepSee の両キューブを統合する新しいフォームの使用の詳細は、"DeepSee 上級モデリング・ガイド" の “構造化されていないデータのキューブでの使用” を参照してください。

一般的な情報については、"InterSystems のドキュメントの使用法" を参照してください。

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