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This is documentation for Caché & Ensemble. See the InterSystems IRIS version of this content.Opens in a new tab

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ユーザ・インタフェース

iKnow テクノロジは既定のユーザ・インタフェースを備えていません。この章では、iKnow と共に提供されるいくつかのサンプル・ユーザ・インタフェースについて説明します。お客様の iKnow の使用方法に固有のクエリ・インタフェースを開発する際は、これらに基づいて着手すると便利です。

これらのサンプル・ユーザ・インタフェースは %iKnow.UI パッケージにあり、Zen ページとして実装されています ("InterSystems クラスリファレンス" を参照)。

iKnow ユーザ・インタフェースの表示方法

  1. Caché キューブから、スタジオにアクセスします。

  2. [ファイル] のドロップダウン・メニューから、[ネームスペース変更] を選択します。%SYS ネームスペースを選択します。[OK] をクリックします。

  3. [ファイル] のドロップダウン・メニューから、[開く] を選択します。

  4. オープン・ウィンドウから、[システムアイテムを含む] にチェックが付いていることを確認します。その後、[%iKnow]→[UI] で目的のユーザ・インタフェースを選択します。[開く] をクリックします。ユーザ・インタフェースのソース・コードがクラス・エディタ (メイン・スタジオ・ウィンドウ) に表示されます。

  5. [ブラウザで表示] アイコン (地球アイコン) をクリックします。既定のブラウザにユーザ・インタフェースが表示されます (抽象クラスは表示できません)。

詳細は、"スタジオの使用法" のドキュメントを参照してください。

抽象ポータル

これは、%iKnow.UI パッケージの他のすべてのポータルとページのスーパークラスです。そして、ドメイン ID の処理、「選択された」ソース ID、メタデータ・フィルタ、および iKnow クエリ駆動型テーブルとグループのページングといった再使用可能な多数の素材をグループ化します。これは抽象で、それだけで実行することはできませんが、対応するペイン (optDomainPane、txtTermPane、optSourcePane、および filterPane) が使用されている限り、サブクラスまたはコンポーネント名を制限することはできません。

%iKnow.UI.AbstractPortalOpens in a new tab クラスには 5 つのサブクラスがあり、これらは以下の 2 つに分類されます。

  • ロード・ウィザード : ソース・ファイルの管理インタフェースを提供します。

  • クエリ・ポータル・インタフェース : ソース・データのさまざまな表示を提供して、iKnow インデックス作成とディクショナリ・マッチングを表示します。

抽象ソース・ビューワ

このクラスは、AbstractPortal スーパークラスを拡張したものです。これには、ProcessInput() および DeleteCurrentVirtualSource() メソッドが含まれます。抽象であるため、それ自体で実行することはできません。

ロード・ウィザード

管理とメンテナンスのためのインタフェースで、ユーザはこれを使用してドメインおよび構成オブジェクトを簡単に選択 (または管理) してから、%iKnow.Source.File.ListerOpens in a new tab を使用してファイルシステムからドメインへファイルを直接ロードできます。これはまた、ファイル・リスタを通して以前にロードされたファイルに対応する行を持つ CSV (comma-separated values) ファイルからメタデータ値をロードする機能も提供します。この操作を実行すると、以前は存在しなかったメタデータ・フィールドがその場で自動的に作成されます。

Caché 管理ポータル を使用して、ロード・ウィザードにアクセスできます。[システム・エクスプローラ] オプションから、[iKnow] を選択して、[ドメイン設定] (システム, iKnow ドメイン) へ移動します。[サンプル・ツール] タブを選択してから、[ロード・ウィザード] ボタンをクリックします。ロード・ウィザードでは、画面の指示に従います。

ドメインおよび構成オブジェクトの詳細は、“iKnow 環境の設定” の章を参照してください。リストおよびロードの詳細は、“iKnow ドメインへのテキスト・データのロード” の章を参照してください。

ナレッジ・ポータル

これは、幅広い用途を持つ、サンプル Zen ページ・クエリ表示インタフェースです。ここには、エンティティ、CRC、CC、およびパスといった iKnow によって識別された各種言語要素に関する豊富な情報が表示され、データに含まれるものをコンテキストの観点から見た概要が示されます。一般的なフィルタ・オプションを使用すると、メタデータ条件に基づいてドメインのサブセットを容易に選択できます。また、要約オプションを使用すると、ソース自体のコンテンツに速やかにアクセスできます。このインタフェースは、iKnow スマート・インデックス作成を使用して大量のドキュメントの概観と移動をすばやく行う方法のサンプルを示しています。

ナレッジ・ポータルでは、それぞれの頻度や分散と共に上位エンティティ、類似エンティティ、および関連エンティティといったさまざまな iKnow クエリ API を Zen から呼び出す簡単な例を提供しています。

ナレッジ・ポータルでは、ブラック・リストの使用をサポートしています。

機能の詳細は、このドキュメントの “iKnow アーキテクト” の章の "ナレッジ・ポータル" を参照してください。

基本ポータル

このサンプル Zen ページ・クエリ表示インタフェースは、ナレッジ・ポータルの簡素化バージョンです。ここではエンティティとソースのみを表示します。CRC、CC、およびパスは表示しません。これはフィルタ処理および要約機能を提供しますが、既定では、ソースのフル・テキストを表示します。

基本ポータルでは、ブラック・リストの使用をサポートしています。

インデックス作成結果

このサンプル Zen ページ・クエリ表示インタフェースは 1 つのドキュメントのスマート・インデックス作成結果をチェックして、iKnow 分析エンジンが実行した分析の正確さを検証します。これは iKnow が各文を一連の概念 (太字とハイライト)、関係 (下線)、および無関係 (イタリック) にどのように分断するかを示します。このページはまた、検出されたコンセプトと CRC を頻度で並べ替えたリストも表示します。このページは入力を手動でロードするためのオプションを提供します。このページは、カスタムのハイライト表示を行うための %iKnow.Queries.SentenceAPI.GetParts()Opens in a new tab の使用方法の例を示しています。

機能の詳細は、このドキュメントの “iKnow アーキテクト” の章の "インデックス作成結果" を参照してください。

概念、関係、CRC、および無関係の詳細は、“コンセプトの概要” の章を参照してください。

マッチング結果

このサンプル Zen ページ・クエリ表示インタフェースは、各ドキュメントについて、ドキュメントのさまざまなマッチング結果の概要を示します。これにより、ディクショナリとの一致結果に簡単に目を通して、個々の一致の詳細を表示できます。これは %iKnow.Matching.MatchingAPI.GetHighlightedSentences()Opens in a new tab を使用してディクショナリと一致したテキストを色付きのハイライトで表示し、%iKnow.Matching.MatchingAPI.GetMatchElements()Opens in a new tab を使用して特定の一致の詳細 (ディクショナリ名、その項目と用語、一致スコア、一致タイプ、および一致したエンティティ) を表示します。このインタフェースは、iKnow スマート・マッチングを使用して事前に定義された情報をスマート・インデックス作成結果と結合する方法のサンプルを示しています。

マッチングの詳細は、“スマート・マッチング : ディクショナリの使用” の章を参照してください。

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