ActiveX/COM
背景情報
ActiveX は Microsoft によって開発された、コンポーネント・オブジェクト・モデル (COM) テクノロジに含まれるソフトウェア・フレームワークです。COM は、ソフトウェア・コンポーネントのインタフェース標準です。
使用可能ツール
ActiveX クライアントから Caché へのアクセスを可能にします。このバインディングにより、Caché 永続クラスを Visual Basic や .NET といった ActiveX 環境で使用できます。これには、以下の ActiveX コンポーネントが含まれます。
-
ActiveX 用 Caché オブジェクト・サーバ — ActiveX オートメーション・サーバで、Caché オブジェクトを ActiveX オブジェクトとして公開します。
-
Caché リスト・コントロール — Visual Basic 用に記述された ActiveX コントロールで、クエリ結果の表示に役に立ちます。クエリの選択のためのインタフェースと、実行のためのクエリ・パラメータを提供する必要があります。
-
Caché クエリ・コントロール — Visual Basic 用に記述された ActiveX コントロールで、クエリを実行して結果を表示する単純なインタフェースを提供します。Caché クエリ・コントロールは、実行時に ID を返す任意のクエリを選択し、任意のクエリ・パラメータを指定するためのインタフェースを提供します。
-
Caché オブジェクト・フォーム・ウィザード — 単一 Caché クラスのプロパティにアクセスするために、迅速かつ容易に簡単なフォームを作成できる Visual Basic アドインです。
"Using Caché with ActiveX" を参照してください。
可用性 : 全ネームスペース。
Caché 内から ActiveX/COM オブジェクトへのアクセスを可能にします。このゲートウェイにより、Caché アプリケーションから ActiveX/COM/.NET コンポーネントへの直接アクセスが可能になります。ラッパ・クラスを使用すると、ActiveX コンポーネントは Caché オブジェクト・クラスのインスタンスとして使用可能になり、他のクラスと同じ方法で利用できます。
"Caché ActiveX ゲートウェイの使用法" を参照してください。
可用性 : 全ネームスペース。