Call
制御を Sub プロシージャ、または Function プロシージャに渡します。
Synopsis
[Call] name([arglist])
引数
Call 文の構文は、以下の部分で構成されています。
Call | Call はオプションのキーワードです。指定する場合は、arglist を括弧で囲む必要があります。(例) Call MyProc(0) |
name | 呼び出すプロシージャの名前です。外部ルーチンでプロシージャを呼び出すには、name@routine(arglist) を指定します。 |
arglist | オプション — プロシージャに渡す、変数、配列、または式のコンマ区切りリストです。引数がない場合でも、括弧は必要です。 |
概要
プロシージャを呼び出す際、Call キーワードを使用する必要はありません。しかし、Call キーワードを使用して引数が必要なプロシージャを呼び出す場合は、argumentlist を括弧で囲む必要があります。Call キーワードを省略する場合は、arglist を囲む括弧も省略する必要があります。Call 構文を使用して内部関数またはユーザ定義関数を呼び出す場合、関数の返り値は破棄されます。
arglist 引数値を省略するには、未定義の変数を指定する必要があります。これは、ObjectScript と Caché Basic の大きな違いです。ObjectScript では、プレースホルダとしてコンマを使用することで、省略する引数を指定できます。Caché Basic では、プレースホルダとしてコンマを使用することはできません。未定義の名前付き変数を指定する必要があります。
例
以下の例は Call 文の使用法を示しています。
Call MyFunction("Hello World")
Function MyFunction(text)
Println text
End Function