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ZZWRITE

変数または式の値を表示します。

Synopsis

ZZWRITE:pc expression,...

引数

pc オプション — 後置条件式。
expression 表示する変数または式、変数のコンマ区切りリスト、または表示する式のいずれかまたはすべて。コンマ区切りリストには、任意の組み合わせの変数と式を含めることができます。

説明

ZZWRITE コマンドは式を評価し、現在のデバイスの値を表示します。この式には、リテラル、ローカル変数プロセス・プライベート・グローバルグローバル変数、または特殊変数を指定できます。ZZWRITE は、式のコンマ区切りリストを評価できます。expression を 1 行に 1 つずつ、指定された順に結果を表示します。ZZWRITE は、それぞれの式の結果を %val=value として表示します。

引数なしの ZZWRITE は空命令となります。操作は何も実行されず、エラーも発行されません。

ZZWRITE と ZWRITE

ZZWRITEZWRITE と同様に、Caché リスト、ビット文字列、%Status 文字列などの非表示文字およびエンコード・データを人が読める形式で表示します。制御文字は実行されません。どちらのコマンドも、オブジェクト参照 (oref) 値の広範な表示を提供します。これは、oref 値に続いて同じ "一般情報"、"属性値"、および (該当する場合には) %SYSTEM.OBJ.Dump()Opens in a new tab メソッドによって返される "スウィズル参照" および "計算参照" から構成されます。

ZZWRITE は、引数付きの ZWRITE と同じデータ値を表示しますが、以下の相違点があります。

  • 変数名:ZZWRITE は、それぞれの式または変数の値を %val=value として表示します。ZWRITE は、ローカル、プロセス・プライベート、およびグローバルの各変数を varname=value として表示し、リテラル、式、および特殊変数を value として表示します。

  • 未定義の変数:ZZWRITE は、未定義の変数に対して <UNDEFINED> エラーを発行します。ZWRITE は未定義の変数は無視します。

  • 添え字:ZZWRITE は指定した添え字ノードの値を表示します。ZWRITE は、添え字ノードおよび定義されているすべてのサブノードを添え字ツリー順に表示します。

  • 拡張グローバル参照:ZZWRITE は、拡張グローバル参照の値を %val=value として表示し (その他の expression と同様)、値が別のネームスペースで定義されているということを示しません。ZWRITE は、拡張グローバル参照の変数名を表示し、このグローバルを含むネームスペースを示します。

さまざまなデータ値の表示方法の詳細は、ZWRITE を参照してください。

ZZWRITEWRITEZWRITE、および ZZDUMP コマンドと比較するテーブルは、"Caché ObjectScript の使用法" の “コマンド” の章の "表示 (書き込み) コマンド" 機能テーブルを参照してください。

引数

pc

オプションの後置条件式。Caché は、後置条件式が True (0 以外の数値に評価される) の場合にこのコマンドを実行します。Caché は、後置条件式が False (0 に評価される) の場合はコマンドを実行しません。詳細は、"Caché ObjectScript の使用法" の "コマンド後置条件式" を参照してください。

expression

評価する式、または式のコンマ区切りリスト。expression は、ローカル変数、プロセス・プライベート・グローバル、グローバル変数、または特殊変数で構成する (またはこれらを含める) ことができます。プライベート変数にすることはできません。変数には添え字を付けることができます。式は、厳密に左から順に評価されます。

拡張グローバル参照を使用して、現在のネームスペースにマップされていないグローバル変数を指定することができます。存在しないネームスペースを指定した場合、Caché は <NAMESPACE> エラーを発行します。特権を持たないネームスペースを指定した場合、Caché は <PROTECT> エラーを発行し、続けてグローバル名とデータベース・パスを表示します (例:<PROTECT> ^myglobal,c:\intersystems\cache\mgr\)。添え字付き変数と拡張グローバル参照に関する詳細は、"Caché グローバルの使用法" の "グローバル構造" を参照してください。

関連項目

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