$MVRAISE
Synopsis
$MVRAISE(dynarray)
パラメータ
dynarray | 有効な MultiValue 動的配列。 |
説明
$MVRAISE 関数は、次の高いレベルの区切り文字に区切り文字を変換して MultiValue 動的配列を返します。例えば、@SM サブ値マーク区切り文字は @VM 値マーク区切り文字になります。区切り文字をこれ以上高いレベルに上げられないときは、そのまま返されます。
使用できるレベルは、昇順で、CHAR(250)、@TM (CHAR(251))、@SM (CHAR(252))、@VM (CHAR(253))、@FM (CHAR(254))、および @IM (CHAR(255)) です。
ObjectScript $MVRAISE 関数は、Cache MultiValue Basic RAISE 関数に相当します。$MVLOWER 関数は、逆の処理を行います。動的配列の区切り文字を次の低いレベルに下げます。
例
以下の例では、$MVRAISE 関数を使用して動的配列区切り文字を次の高いレベルに変換します。その後、$MVLOWER 関数を使用してこの処理を元に戻します。
SET numvm="123"_$CHAR(253)_"456"_$CHAR(253)_"789"
ZZDUMP numvm /* Returns 123v456v789 */
SET numraise=$MVRAISE(numvm)
ZZDUMP numraise /* Returns 123f456f789 */
SET numlower=$MVLOWER(numraise)
ZZDUMP numlower /* Returns 123v456v789 */
関連項目
-
"$MVLOWER" 関数
-
"Caché MVBasic Reference" の MultiValue の "RAISE" 関数
-
"Caché MVBasic Reference" の "動的配列"