IEEEError
Synopsis
[Miscellaneous] IEEEError=n
説明
このプロパティでは、システム全体の $DOUBLE 関数の返り値の動作を設定します。
このプロパティにより、$DOUBLE 数値演算が数値に解決できない場合に INF、-INF、および NAN を発行するかどうかを制御します。どのような場合にも INF、-INF、および NAN の発行が制御されるわけではありません。$DOUBLE は、入力値として INF、-INF、または NAN のいずれかが指定されると、このプロパティとは関係なく常にそれらの値を返します。結果が INF、-INF、または NAN になる $DOUBLE の数値演算が、このプロパティで制御されます。これらの演算には、数値演算、指数、対数、および三角関数が含まれます。
-
1 (True) の場合、$DOUBLE は、解決できない IEEE 浮動小数点の変換に対して Caché エラーを生成します。既定は True です。
-
0 (False) の場合、$DOUBLE は解決できない IEEE 浮動小数点の変換に対して INF (無限大)、-INF、および NAN (非数値) を返します。
IEEEError=0
0 または 1。既定値は 1 です。
[システム管理] > [構成] > [追加設定] > [互換性] ページで、[IEEEError] の行の [編集] を選択し、True (選択) または False (クリア) を選択します。