MultiDimensional
使用法
このプロパティに多次元配列の特性を指定するには、以下の構文を使用します。
Property Data [ Multidimensional ];
そのように指定しない場合は、このキーワードを省略し、キーワードの直前に単語 Not を指定します。
詳細
多次元プロパティは、以下の点で他のプロパティとは異なります。
-
Caché はこれに対するプロパティ・メソッドは提供しません (プロパティ・メソッドについては、"Caché オブジェクトの使用法" を参照してください)。
-
オブジェクトを検証または保存するときに、無視されます。
-
アプリケーションにそれを明示的に保存するコードが含まれていない場合、ディスクに保存されません。
つまり、プロパティは自動的に Tarnsient でもあります。
-
ActiveX や Java によって公開できません。
-
SQL テーブルに格納できず、SQL テーブルでも公開されません。
多次元プロパティはあまり使用されませんが、オブジェクトの状態に関する情報を一時的に格納する場合に有用な方法を提供します。
既定値
このキーワードを省略すると、プロパティは多次元ではなくなります。
関連項目
-
このドキュメントの “プロパティ定義”
-
Caché オブジェクトの使用法 の “リテラル・プロパティの定義と使用”
-
Caché オブジェクトの使用法 の “コレクションを使用した作業”
-
Caché オブジェクトの使用法 の “ストリームを使用した作業”
-
Caché オブジェクトの使用法 の “オブジェクト値プロパティの定義と使用”
-
Caché オブジェクトの使用法 の “リレーションシップの定義と使用”
-
Caché オブジェクトの使用法 の “コンパイラ・キーワードの概要”