Private
使用法
プロパティを Private として指定するには、以下の構文を使用します。
Property name As classname [ Private ];
そのように指定しない場合は、このキーワードを省略し、キーワードの直前に単語 Not を指定します。
詳細
プライベート・クラス・メンバは、このクラス (またはサブクラス) のメソッドによってのみ使用できます。
プライベート・プロパティは、カタログ情報 (%Library.SQLCatalogOpens in a new tab を使用してアクセスします) には表示されず、SELECT * クエリでも返されません。ただし、SQL クエリではプライベート・プロパティを明示的に参照し、使用できます。
サブクラスは Private キーワードの値を継承しますが、それをオーバーライドできません。
Caché では、プライベート・プロパティは常に、プロパティを定義したクラスのサブクラスに継承され、参照できます。他の言語では、これらを保護されたプロパティと呼ぶことがあります。
既定値
このキーワードを省略すると、プロパティは Private ではなくなります。
関連項目
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このドキュメントの “プロパティ定義”
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Caché オブジェクトの使用法 の “リテラル・プロパティの定義と使用”
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Caché オブジェクトの使用法 の “コレクションを使用した作業”
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Caché オブジェクトの使用法 の “ストリームを使用した作業”
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Caché オブジェクトの使用法 の “オブジェクト値プロパティの定義と使用”
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Caché オブジェクトの使用法 の “リレーションシップの定義と使用”
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Caché オブジェクトの使用法 の “コンパイラ・キーワードの概要”