SqlComputed
使用法
このプロパティを計算プロパティとして指定するには、以下の構文を使用します。
Property name As classname [ SqlComputeCode = sqlcomputecode, SqlComputed ];
sqlcomputecode は "SqlComputeCode" で説明しています。
そのように指定しない場合は、このキーワードを省略し、キーワードの直前に単語 Not を指定します。
詳細
このキーワードが True の場合 (また、このプロパティで SqlComputeCode も指定されている場合)、このプロパティは計算プロパティとなります。オプションおよびその他の詳細は、"Caché オブジェクトの使用法" の “計算プロパティの定義” を参照してください。
プロパティに SqlComputed キーワードの値がある場合、Caché はその値をプロパティの計算に使用します。具体的には、SqlComputeCode から新しいクラス・メソッド <property>Compute が生成されます。このメソッドは、プロパティの <property>Get メソッドから呼び出します。また、プロパティに SqlComputeOnChange キーワードも指定した場合は、<property>Compute メソッドが、指定された時刻に呼び出されます。
この機能は、<property>Get メソッドと <property>Set メソッドに実装されています。これらのメソッドのいずれかをオーバーライドすると、オーバーライドの対象とするメソッドに計算をトリガする条件がない限り、プロパティの計算は機能しなくなります。
既定値
このキーワードを省略すると、このプロパティは計算プロパティではなくなります。
関連項目
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このドキュメントの “プロパティ定義”
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Caché オブジェクトの使用法 の “リテラル・プロパティの定義と使用”
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Caché オブジェクトの使用法 の “コレクションを使用した作業”
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Caché オブジェクトの使用法 の “ストリームを使用した作業”
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Caché オブジェクトの使用法 の “オブジェクト値プロパティの定義と使用”
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Caché オブジェクトの使用法 の “リレーションシップの定義と使用”
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Caché オブジェクトの使用法 の “コンパイラ・キーワードの概要”