SoapNameSpace
使用法
バインディング操作レベルで既定のネームスペースを (クエリが Web メソッドとして使用される場合に) オーバーライドするには、以下の構文を使用します。
Query name(formal_spec) As classname [ SoapNameSpace = "soapnamespace", WebMethod ]
{
//implementation
}
soapnamespace はネームスペース URI です。URI にコロン (:) が含まれる場合、文字列は引用符で囲む必要があります。つまり、次のように使用できます。
Query MyQuery() [ SoapNameSpace = "http://www.mynamespace.org", WebMethod ]
また、次のようにすることもできます。
Query MyQuery() [ SoapNameSpace = othervalue, WebMethod ]
ただし、次のようにはできません。
Query MyQuery() [ SoapNameSpace = http://www.mynamespace.org, WebMethod ]
手動で作成した Web サービスでは、通常はこのキーワードの既定値が最適な値となります。SOAP ウィザードで WSDL から Web クライアントまたは Web サービスを生成すると、このキーワードはその WSDL に最適に設定されます。この値を変更すると、Web クライアントまたは Web サービスは機能しなくなる場合があります。
詳細
このキーワードは、このクエリが Web メソッドとして呼び出された場合の、このクエリによって使用される XML ネームスペースを指定します。
このキーワードは、クエリが RPC スタイルのバインディングを使用する場合にのみ有効です。つまり、このクエリ (またはそれを含むクラス) を、SoapBindingStyle = rpc とマークする必要があります。(ドキュメント・スタイルのバインディングを使用するクエリでこのキーワードを指定する場合、WSDL は自己矛盾したものになります。)
詳細は、"Caché での Web サービスおよび Web クライアントの作成" を参照してください。
既定値
このキーワードを省略すると、Web メソッドは、Web サービスまたはクライアント・クラスの NAMESPACE パラメータで指定されるネームスペースに配置されます。
WSDL との関係と SOAP メッセージへの影響
詳細は、SoapNameSpace メソッド・キーワードのエントリを参照してください。
関連項目
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このドキュメントの “クエリ定義”
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Caché オブジェクトの使用法 の “クラス・クエリの定義と使用”
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Caché オブジェクトの使用法 の “コンパイラ・キーワードの概要”
