SPACE
空白の文字列を返す文字列関数です。
Synopsis
SPACE(count) {fn SPACE(count)}
引数
count | 返される空白スペースの数を指定する整数式。 |
概要
SPACE は、空白スペースの文字列を count スペース分の長さだけ返します。count が数値文字列、10 進数、または混合数値文字列の場合、Caché は count をその整数部分に解決します。count が負の数または非数値文字列の場合は 0 に解決します。
文字列から空白スペースを削除するには、LTRIM (先頭の空白) または RTRIM (末尾の空白) を使用します。
Note:
SPACE 関数を SPACE 照合タイプと混同しないでください。SPACE 照合は値にスペースを 1 つ追加します。それにより、値を文字列として解釈させます。SPACE 照合を指定するため、CREATE TABLE では %SPACE 照合キーワードが用意され、ObjectScript では %SYSTEM.UtilOpens in a new tab クラスの Collation()Opens in a new tab メソッドが用意されています。
例
以下の埋め込み SQL の例は、name フィールドの空白の文字列の長さを返します。
&sql(SELECT SPACE(LENGTH(name))
INTO :a
FROM Sample.Person)
IF SQLCODE'=0 {
WRITE !,"Error code ",SQLCODE }
ELSE {
WRITE !,"Leave this much space:",a,"for names" }