フォーム・バインディング
CSP は、HTML フォームおよびその他の入力コントロールの cspbind 属性をサポートします。この属性を使用して、オブジェクトとそのプロパティを HTML コントロールに結合します。これにより、コントロールでは、結合されたオブジェクトのプロパティの値の表示と更新が可能になります。ページのロード時に、コントロールによってプロパティの値が表示されます。フォームの送信時に、プロパティの値が更新されます。
オブジェクトを HTML フォームに、オブジェクトのプロパティをフォームの入力コントロールに結合する手順は次のとおりです。
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<csp:object> を使用して、ページ上のオブジェクトを開きます。
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cspbind 属性を <form> タグに追加します。cspbind の値と、<csp:object> タグの name 属性を一致させます。
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cspbind 属性を <input> タグに追加します。cspbind 属性の値は、結合されたプロパティの名前に一致します。
次に例を示します。
<csp:object name="contact" classname="CSPTutorial.Contact" objid="1"/>
<form name="MyForm" cspbind="contact">
<input type="text" name="txtContactType" cspbind="ContactType"/>
</form>
オブジェクトがフォームに結合されると、CSP コンパイラによって以下のコードが自動生成されます。
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必要なフィールド・チェックおよびその他の基本的なフォームの検証を実行するクライアント側の JavaScript
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結合オブジェクトを保存するサーバ側メソッドを呼び出すクライアント側の JavaScript
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オブジェクトの ID 値を格納する非表示のフォームフィールド OBJID
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フォームに入力されたデータを検証して保存するサーバ側のメソッド
cspbind をサポートする HTML 入力要素の完全なリストは、"Caché Server Pages の使用法" の "データベース・アプリケーションの構築" セクションの “フォームへのデータの結合” に関する説明を参照してください。