Java プロジェクション
Java アプリケーションから見ると、Java プロジェクションは Java バインディング機能の最も重要な要素です。Java プロジェクションは、Java アプリケーション内で Caché クラスのプロキシとしての役割を果たす Pure Java クラスです。Caché データ・サーバ上で、Java クライアント・オブジェクトと Caché オブジェクト間の通信リンクを提供します。通常、Java アプリケーションでは、データベースの各 Caché クラスに 1 つの Java プロジェクションが含まれています。Java クライアント・オブジェクトは、他の Java クラスと同様に、プロジェクションを使用して、インスタンスの生成、メソッドの呼び出しなどを行います。そして、プロジェクション・クラスは一連のヘルパー・クラスと連携して、Java クライアントの要求を Caché クラスに渡します。
以下の図は、Java クライアント・オブジェクト、Java プロジェクションのインスタンス、Caché データ・サーバ間の通信手順を表しています。