ObjectManager
Jalapeño は、Caché での POJO の永続性を管理するための ObjectManager インタフェースを提供しています。com.jalapeno.ApplicationContext クラスの createObjectManager メソッドを使用して、このインタフェースのインスタンスを作成することができます。このメソッドに、正しい接続情報で初期化された java.sql.Connection オブジェクトを渡します。
ObjectManager が提供するメソッドは次のとおりです。
メソッド名 | 説明 |
---|---|
insert |
POJO に対応するデータベースにオブジェクトを挿入します。以下の引数を取ります。
オブジェクト ID を返します。 このメソッドの完全なドキュメントについては、ここをクリックしてください。 |
save |
指定された POJO に対応するデータベース内のオブジェクトを更新するか、データベース・オブジェクトが存在しない場合は、新規データベース・オブジェクトを作成します。以下の引数を取ります。
オブジェクト ID を返します。 このメソッドの完全なドキュメントについては、ここをクリックしてください。 |
update |
指定された POJO に対応するデータベース内のオブジェクトを更新します。以下の引数を取ります。
オブジェクト ID を返します。 このメソッドの完全なドキュメントについては、ここをクリックしてください。 |
メソッド名 | 説明 |
---|---|
removeFromDatabase |
指定された POJO に対応するデータベース内のオブジェクトを削除します。以下の引数を取ります。
このメソッドの完全なドキュメントについては、ここをクリックしてください。 |
openByPrimaryKey |
指定された主キーを使用してデータベース・オブジェクトを検索し、メモリ内でインスタンス化します。以下の引数を取ります。
インスタンス化されたオブジェクトへの参照を返します。 このメソッドの完全なドキュメントについては、ここをクリックしてください。 |
openByQuery |
指定された SQL 条件を満たすクラスのデータベース・オブジェクトをメモリ内でインスタンス化します。以下の引数を取ります。
すべての開いているオブジェクトに対して反復される java.util.Iterator インスタンスを返します。 このメソッドの完全なドキュメントについては、ここをクリックしてください。 |
上記すべてのメソッドは、java.lang.Exception 型の例外を返します。
ObjectManager の全メソッドのリストと各メソッドの詳細は、"Caché Jalapeño での Java の使用法" の "Jalapeño ランタイム・ライブラリ・リファレンス" を参照してください。<cache-install>\dev\java\doc にある JavaDoc スタイル・クラスのドキュメントも参照してください。