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例 4 : マッチングロールとターゲット・ロール

アプリケーションは、マッチロールとターゲット・ロールを使用して、ロールのセットにユーザの一部を一時的に追加できます。 アプリケーションにログインしたときに、ユーザがマッチングロールのメンバであった場合、アプリケーションはこのユーザをターゲット・ロールに追加します。アプリケーションを終了したユーザは、このターゲット・ロールのメンバシップを失います。

以下の例は、/csp/user アプリケーションのマッチングロールとターゲット・ロールの作成を示します。

  1. /csp/user CSP アプリケーション定義を開きます。

  2. [マッチングロール] タブをクリックします。以下の手順を実行します。

    1. [マッチングロールの選択] ドロップダウン・リストから [SecurityTutorialRole] を選択します。フォームの左側にある [使用可能] 列からロールを選択します。この例では、%DB_DOCBOOK が選択されています。

    2. 中央の矢印をクリックします。これにより、右側の [選択済み] 列にロールが表示されます。

    3. [割り当てる] ボタンをクリックします。

    generated description: app cspapps9 20141

  3. インタフェースの上半分には、マッチングロールとして SecurityTutorialRole、ターゲット・ロールとして %DB_DOCBOOK が表示されます。

    generated description: app cspapps10 20141

  4. 次に Web ブラウザで HomePage.cls を開きます。ユーザ名とパスワードに JSmith と入力して、[ログイン] をクリックします。JSmith は SecurityTutorialRole (マッチングロール) のメンバなので、HomePage.cls には、JSmith が所属するロールの 1 つとして %DB_DOCBOOK (ターゲット・ロール) が表示されます。

    generated description: app cspapps11 20111

Note:

アプリケーションにログインする前に、ユーザが既にこのターゲット・ロールのメンバであった場合、アプリケーションはこのユーザをどの新しいロールにも割り当てず、どのロールからもこのユーザを削除しません。

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