LDAP 認証

Microsoft の Active Directory システムなど、LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) システムは、Caché で検索し、取得できるユーザ情報のリポジトリを提供します。

LDAP ユーザが Caché への認証を試みると、以下の処理が行われます。

1. ユーザは、Caché にユーザ名とパスワードを入力します。

2. Caché は、認証のために LDAP サーバにユーザ名とパスワードを渡します。

3. ユーザが LDAP サーバで正常に認証された場合 ：

   1. LDAP サーバは、既定のネームスペースやユーザ・ロールなどのユーザ属性を Caché に送信します。

   2. システムは、Caché 内でユーザ・アカウント情報を作成、または更新します。

このプロセスを図に表すと以下のようになります。