RunTest の例
以下に、RunTest を使用してユニット・テストを実行する例をいくつか示します。
RunTest を使用するには、まず ^UnitTestRoot に有効なディレクトリ名を割り当てる必要があります。
USER>Set ^UnitTestRoot = "C:\UnitTests"
例 1 :
USER>Do ##class(%UnitTest.Manager).RunTest()
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^UnitTestRoot ディレクトリのすべてのサブディレクトリからテスト・クラスを含む XML ファイルを検索します。見つかったテスト・クラスをロードし、テストを実行します。
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実行後に、ロードされたすべてのテスト・クラスを Caché から削除します。
例 2 :
USER>Do ##class(%UnitTest.Manager).RunTest("mytests")
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^UnitTestRoot のサブディレクトリ mytests から (その下位のサブディレクトリと共に) テストをロードして実行します。
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実行後にテスト・クラスを Caché から削除します。
例 3 :
USER>Do ##class(%UnitTest.Manager).RunTest("mytests:MyPackage.Tests")
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^UnitTestRoot のサブディレクトリ mytests から (その下位のサブディレクトリと共に) テストをロードします。MyPackage.Tests のテストのみを実行します。
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テストの実行後にテスト・クラスをすべて Caché から削除します。
例 4 :
USER>Do ##class(%UnitTest.Manager).RunTest("mytests:MyPackage.Tests", "/noload/nodelete")
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テストを Caché にロードしません。
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MyPackage.Tests のテストを実行します。mytests には、MyPackage.Tests クラスの XML ファイルを含める必要があります。
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Caché から MyPackage.Tests を削除しません。
^UnitTestRoot のサブディレクトリにあるテスト・クラスは、Caché からのテスト・クラス (場合によっては別のクラスも含まれます) のエクスポートで生成された XML ファイルに含まれる必要があります。