注文処理クラスの追加

これから 2 つの新しいクラスを定義します。各注文に対する情報を持つ TicketOrder クラスと、どの映画のチケットが注文されたかという情報を持つ TicketItem クラスです。この設計では、複数の映画のチケットを同時に注文できるようにします。つまり、両親はこの映画を見たいが、子供たちは同時間帯に上映されている別の映画を見たいといった場合です(この柔軟性が必要ない場合は、TicketOrder クラスの項目情報のみをそのクラスに保存するだけです)。

TicketOrder クラスは、TicketItem オブジェクトに対する参照のリストである Items プロパティと、注文の合計金額を示す Total プロパティ (%FloatOpens in a new tab タイプ)、この注文が “終了” したかどうかを示す Complete プロパティ (%BooleanOpens in a new tab タイプ) を含みます。Complete プロパティは最初は 0 (False) で設定されており、注文が終了したら、このフラグを 1 (True) に設定します。

TicketItem クラスは、購入されたチケット数を格納する AdultTicket プロパティと ChildTickets プロパティ、関連する TicketOrder オブジェクトを参照する TicketOrder プロパティ、およびどのチケットが購入されたかを示す Show オブジェクトを参照する Show プロパティを含みます。