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データ・モデル

Zen Contacts の Caché データ・モデルは、ZenTutorial.ContactZenTutorial.Address、および ZenTutorial.PhoneNumber の 3 つのクラスから構成されます。これらのクラスには、連絡先とその電話番号に関する情報が格納されています。この 2 つのクラスを図に表すと次のようになります。

generated description: datamodel

ZenTutorial.Contact には、以下のプロパティがあります。

  • ID – データベース ID。

  • Name – 連絡先の名前を表します。

  • ContactType – 連絡先のタイプを表します。 使用できる値は “Business” と “Personal” のみです。

  • Address1 – 連絡先の住所を表します。Address1ZenTutorial.Address タイプで、次のプロパティを持ちます。

    • Street – 米国内のストリート・アドレスを表します。

    • City – 市の名前を表します。

    • State – 米国の州の略称を表します。最大長は 2 文字です。

    • Zip – 米国の郵便番号を表します。最大長は 5 文字です。

    ZenTutorial.Address は、埋め込み、またはシリアル・クラスです。つまり、データベースの中では、クラスのインスタンスは、他のクラスのインスタンス内にのみ存在できます。

ZenTutorial.PhoneNumber には、以下のプロパティがあります。

  • ID – データベース ID。

  • Contact – 関連付けられている Contact のデータベース ID。

  • Number – 電話番号を表します。

  • PhoneNumberType – 電話番号のタイプを表します。使用できる値は “Home”、“Office” と “Mobile” のみです。

ZenTutorial.ContactZenTutorial.PhoneNumber には親子リレーションシップがあります。1 つの Contact には、複数の PhoneNumber を関連付けることができます。1 つの PhoneNumber に関連付けられる Contact は 1 つのみです。

Note:

シリアル・クラスの詳細は、"Caché オブジェクトの使用法" の "オブジェクト値プロパティの定義と使用" のセクションで "シリアル・オブジェクトの概要" を参照してください。

親子リレーションシップの詳細は、"Caché オブジェクトの使用法" の "リレーションシップ" を参照してください。

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