BOTTOMSUM

要素全体の合計に適用される切り捨て値を指定すると、セットを並べ替え、その値の低い方からサブセットを返します。

返りタイプ

この関数は、使用されるセットに応じて、メンバまたはタプルのセットを返します。

構文および詳細

BOTTOMSUM(set_expression, cutoff_value, ordering_expression)

set_expression は、メンバまたはタプルのセットに対して評価される式です。
cutoff_value は数値リテラルです。
この関数は、この引数を使用して、サブセットで返す要素の切り捨て値を決定します。
返されたサブセットのすべての要素に関して、ordering_expression の値の合計は、cutoff_value 以下になります。
ordering_expression は、セット要素の順序を決定する数値式です。
この関数は、セットの各要素に対してこの式を評価し、セットの要素をこの値の昇順で並べ替えます。階層があればすべて無視されます。

例

まず、切り捨て値が大きく、すべてのメンバが含まれる例について考えてみます。

SELECT MEASURES.[%COUNT] ON 0, 
BOTTOMSUM(birthd.decade.MEMBERS, 10000, MEASURES.[%COUNT]) ON 1 FROM patients
                             Patient Count
 1 1910s                                 71
 2 2010s                                155
 3 1920s                                223
 4 1930s                                572
 5 1940s                                683
 6 1950s                              1,030
 7 1980s                              1,400
 8 1990s                              1,413
 9 2000s                              1,433
10 1960s                              1,500
11 1970s                              1,520

次に、切り捨て値を 2500 に設定したバリエーションについて考えてみます。

SELECT MEASURES.[%COUNT] ON 0, 
BOTTOMSUM(birthd.decade.MEMBERS, 2500, MEASURES.[%COUNT]) ON 1 FROM patients
                             Patient Count
1 1910s                                  71
2 2010s                                 155
3 1920s                                 223
4 1930s                                 572
5 1940s                                 683

BOTTOMSUM

返りタイプ

構文および詳細

例

関連項目