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EDIFACT ビジネス・オペレーションに関する設定

EDIFACT ビジネス・オペレーションの設定に関する参照情報を提供します。

概要

EDIFACT ビジネス・オペレーションには次のような設定があります。

グループ 設定
基本設定 [ファイル名]
追加設定 [親セグメント自動バッチ][セパレータ][テーブルクラス検索][検証][リプライコードアクション][切断中は失敗としない]

残りの設定は、すべてのビジネス・オペレーションに共通しているか、アダプタのタイプによって異なるかのどちらかです。詳細は、以下を参照してください。

[自動バッチの親セグメント]

(File および FTP のみ) 真の場合、バッチの親を持つメッセージを記述すると、最初にバッチ・ヘッダが出力され、最後のバッチ親ヘッダ・メッセージまたはファイル名の変更によりトリガされるとさらにバッチ・トレーラが出力されます。バッチの親メッセージの子メッセージは、以前に [自動バッチの親セグメント] が真のときに記述済みでない限り、すべて記述されます。

[ファイル名]

(File および FTP のみ) ターゲット・ファイル名。[ファイル・パス] アダプタ設定はこのファイルのパスを決定しますが、[ファイル名] は名前を決定します。[ファイル名] には、Ensemble のタイム・スタンプ指定子を含めることができます。[ファイル名] を空白にしておくと、デフォルトで、%f_%Q というタイム・スタンプ指定子が使用されます。

  • %f は、データ・ソースの名前 (この場合は入力ファイル名) を表します。

  • _ は、リテラルのアンダースコア文字で、出力ファイル名に表示されます。

  • %Q は、ODBC 形式の日付と時刻を表します。

書式コード %f に具体的な値を使用すると、その値に使用している |、?、\、/、:、[、]、<、>、&、,、;、NUL、BEL、TAB、CR、LF の各文字はすべて削除され、空白は下線 (_)、スラッシュ (/) はハイフン (-)、コロン (:) はドット (.) にそれぞれ置き換えられます。

"Ensemble プロダクションの構成" の “ファイル名に関するタイム・スタンプ仕様” を参照してください。

[切断中のエラー生成の停止]

(HTTP のみ) 真の場合、切断されている間は [再試行タイムアウト] で指定されている秒数のカウントを中断します。[再試行タイムアウト]-1 または [接続を維持]0 の場合は適用されません。

[応答コードのアクション]

(HTTP のみ) さまざまな応答ステータス状態に応じてこのプロセスで実行するアクションを指定するコードをカンマ区切りで記述したリスト。"Ensemble プロダクションの構成" の参照節内の “応答コード・アクション” を参照してください。

HTTP アダプタはその他にも可能性のある値を提供します。"クラス・リファレンス" の EnsLib.EDI.EDIFACT.Operation.ReplyStandardOpens in a new tab に関するエントリ内の詳細を参照してください。

[テーブルクラス検索]

EDIFACT ビジネス・サービスに関する設定” の “テーブルクラス検索” を参照してください。

[セパレータ]

送信 EDIFACT ドキュメントをエンコードするための区切り文字として使用される文字を指定する文字列。

[セパレータ] には最大で 7 文字を入力でき、そのデフォルト値は “:+?*'\r\n” です。それぞれの入力文字は左から右の順に次のように解釈されます。

位置 区切り文字 デフォルト値
1 コンポーネント区切り文字 : (コロン)
2 データ要素区切り文字 + (プラス記号)
3 エスケープ区切り文字 ?  (疑問符)
4 繰り返し区切り文字 * (アスタリスク)
5 セグメント終端文字 ' (アポストロフィ)
6–7 セグメント終端文字の付属文字 \r\n (改行)

[セパレータ] の文字列が空の場合は、それぞれの EDIFACT ドキュメント内で指定された区切り文字値が使用されます。

位置 6 ~ 7 の文字は、セグメント終端文字の後ろに付加されます。デフォルトでは \r\n がこれらの位置にあり、\r (ASCII 13) は復改を表し、\n (ASCII 10) は行フィードを表します。これらの文字は改行の役割を果たすため、各セグメントは出力において独自の行に表示されます。

Note:

疑問符 (?) は、区切り文字として予約されている文字のエスケープ文字としても機能します。Ensemble では、EDIFACT メッセージ内の以前は区切り文字ではなかったが現在は予約されている文字はすべて自動的にエスケープされます。逆に、以前は予約されていたが現在は予約されていない文字はすべてアンエスケープされます。例えば、“^” がドキュメント内のデフォルトのコンポーネント区切り文字であった場合に、“:” を新たなコンポーネント区切り文字として設定した場合は、“:” という文字はすべて “?:” という形でエスケープされて、“^” という区切り文字はすべて “:” に変換されて、エスケープされた “?^” という文字列はすべて “^” に変換されます。

[検証]

実行する検証のタイプを指定する文字列。詳細は、"Class Reference" の EnsLib.EDI.EDIFACT.ValidatorOpens in a new tab のエントリを参照してください。0 以外の文字列を指定すると、基本的な検証が呼び出されます。

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