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EDIFACT ビジネス・サービスに関する設定

EDIFACT ビジネス・サービスの設定に関する参照情報を提供します。

概要

EDIFACT ビジネス・サービスには次のような設定があります。

グループ 設定
基本設定 [ターゲット構成名][Docスキーマカテゴリ]
追加設定 [リプライターゲット構成名][テーブルクラス検索][検証][リプライモード][バッチハンドリング][ローカルアプリケーションID][新規ライン許容]

残りの設定は、すべてのビジネス・サービスに共通しているか、アダプタのタイプによって異なるかのどちらかです。詳細は、以下を参照してください。

[バッチ処理]

プロダクションで受信した受信バッチ Interchange ドキュメントの取り扱い方法を指定します。選択項目は、以下のとおりです。

  • [バッチ全体] — 子ドキュメントを個別に処理しません。累積してバッチ全体を 1 つの複合ドキュメントとして送信します。

  • [1 つのセッションのバッチ] — 1 つのセッションの一部としてバッチ内の各ドキュメントを転送します。セッションには、バッチのヘッダ・セグメントとトレーラ・セグメントを含む最終的な親ドキュメント・オブジェクトが含まれます。

  • [複数のセッションのバッチ] — バッチの各ドキュメントを専用のセッションで転送した後、バッチのヘッダ・セグメントとトレーラ・セグメントを含む親ドキュメント・オブジェクトを転送します。

  • [個別] — バッチの各子ドキュメントを専用のセッションで転送します。親バッチ・ドキュメント・オブジェクトは転送しません。

[Docスキーマカテゴリ]

完全な DocType 仕様を生成するために受信 EDIFACT ドキュメント・タイプ名に適用するカテゴリ。ドキュメント・タイプ名と組み合わせると、DocType 割り当てを生成できます。この設定では、複数のタイプ名をカンマ区切りリストで指定することもできます。それぞれのタイプとして宣言したドキュメントに適用する DocTypeCategory の値または完全な DocType の値も、このリストでタイプ名の後に = で続けて指定できます。

タイプ名の一部分を指定してその末尾にアスタリスク (*) を付けると、その部分名で始まるすべてのタイプと一致します。

以下に例を示します。

D96A,REC*=D04A,REQOTE=D05B

DocType 割り当ては、[検証] または [テーブルクラス検索] のインデックス付けに必要な場合があることに注意してください。

[ローカル・アプリケーション ID]

このビジネス・サービスを介して EDIFACT ドキュメントを受け取る機能とアプリケーションを表す、コロンで区切られた LocalID:Qualifier コード。これらは、応答ドキュメントのヘッダを作成するために使用されます。@ (アット・マーク) 文字は、受信メッセージの対応するフィールドを使用することを表します。リテラルの @ 記号を ID の中で使用する必要がある場合は、\@ のように円記号でエスケープします。デフォルト値は EDIFACTService:ENS です。

[応答モード]

応答の処理およびデータ交換で受信後直ちに応答ドキュメントを返すかどうかを制御します。[応答モード] では、次の値を指定できます。

  • [応答しない] — 応答をすぐには返しません。これがデフォルトです。

  • [すべて] — データ交換ですべてのトランザクション・セットに対して応答を生成します。

  • [エラー] — エラーが検出されたトランザクション・セットに対してのみ応答を生成します。

  • [成功] — エラーなしで受け入れたトランザクション・セットに対してのみ応答を生成します。

[応答ターゲット構成名]

(File および FTP のみ) プロダクションの中でビジネス・サービスがあらゆる EDIFACT 応答メッセージの転送先とする必要がある構成項目のカンマ区切りのリスト。通常、リストには、1 つの項目が含まれますが、それ以上の項目数の場合があります。リストには、ビジネス・プロセスとビジネス・オペレーションの両方を指定できます。

[ターゲット構成名] と比較してください。

[検索テーブル・クラス]

受信ドキュメント内の仮想プロパティにインデックスを付けるために使用するクラスを指定します。デフォルトは EnsLib.EDI.EDIFACT.SearchTableOpens in a new tab です。異なるクラスを使用するには、“EDIFACT 検索テーブルの定義” を参照してください。

いずれの場合も、[Docスキーマカテゴリ]で指定されたカテゴリに、検索テーブル・クラス内の DocType 値 (存在する場合) が含まれていることを確認します。

[ターゲット構成名]

EDIFACT ドキュメントの送信先となる構成項目のカンマ区切りリスト。このフィールドの値は、Ensemble プロダクション内の以下の 1 つ以上の項目の構成名である必要があります。

  • ルーティング・プロセス (ルーティング・インタフェース用)

  • ビジネス・オペレーション (設計上、このインタフェースのルーティング・プロセスを省略し、受信ビジネス・サービスから送信ビジネス・オペレーションに単にドキュメントを渡すだけの場合)

[リプライターゲット構成名] と比較してください。

[新規行の許容]

真または偽。真の場合は、読みやすくするためにファイルの中で新規行文字がセグメント終端文字の後 (または終端文字に代わって) に挿入されている場合でも、ビジネス・サービスは受信したファイルをエラーなしで処理します。偽の場合は、追加されたこれらの新規行文字がトリガとなり、ファイル解析時にエラーが発生します。デフォルトは真です。

[検証]

"Ensemble 仮想ドキュメント" の “ビジネス・サービスに関する設定” の “検証” を参照してください。

また、“[セパレータ]” 設定のリファレンス情報も参照してください。

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