すべてのビジネス・オペレーションに含まれる設定
概要
すべてのビジネス・オペレーションに次のような設定があります。
グループ | 設定 | メモ |
---|---|---|
情報設定 | [コメント]、[カテゴリ]、[クラス名]、[説明]、[アダプタ・クラス名]、[アダプタの説明]、[ビジネス・パートナー] | ビジネス・サービスのこれらの設定を参照してください。 |
基本設定 | 有効にする | |
追加設定 | [スケジュール]、[プール・サイズ] | |
[応答コードのアクション] | ビジネス・プロセスのこの設定を参照してください。 | |
[再試行間隔]、[再試行タイムアウト] | ||
SendSuperSession | ||
[スロットル遅延] | ビジネス・サービスのこの設定を参照してください。 | |
アラートの制御 | [警告再試行猶予期間] | |
[キュー・カウント・アラート]、[キュー待ちアラート] | ビジネス・プロセスのこれらの設定を参照してください。 | |
[エラー時に警告]、[非活動タイムアウト] | ビジネス・サービスのこれらの設定を参照してください。 | |
開発とデバッグ | [フォアグラウンド]、[トレース・イベントを記録]、[アーカイブIO] |
警告再試行猶予期間
ビジネス・プロセスとビジネス・オペレーションに共通。外部接続に関連するエラーによってアラートがトリガされない猶予期間 (省略可能) を指定します ([エラー時に警告] が真かどうかに関係なく)。
アラート期間が過ぎてもエラー状態が続いている場合は、ビジネス・オペレーションがアラートをトリガします。それ以外の場合は、アラートはトリガされません。
ビジネス・サービスに同様の設定があります。
再試行タイムアウト
Ensemble 外部の宛先への接続を試行し続ける総秒数。この時間を経過すると、ビジネス・オペレーションはメッセージ・データを破棄して、エラー・コードを返します。スキップされるメッセージがないようにするには、[再試行タイムアウト] に値 -1 を入力し、“タイムアウトが発生しない” ようにします。完全にデータを配信することが重要な場合は (医療用途など)、-1 を設定します。
再試行間隔
Ensemble 外部の宛先への接続試行を待機する秒数。
SendSuperSession
SendSuperSession プロパティは、発信アダプタが送信メッセージに SuperSession プロパティを組み込むかどうかを制御します。SuperSession プロパティは、別々のネームスペースにまたがる複数のメッセージを関連付けるために使用します。HTTP 発信アダプタおよび SOAP 発信アダプタは、SuperSession をサポートしており、送信 HTTP ヘッダに SuperSession 値を自動的に書き込みます。その他の発信アダプタは SuperSession を自動的にはサポートしませんが、送信メッセージに SuperSession 値を挿入するカスタム・コードを追加できます。詳細は、"Ensemble での HTTP アダプタの使用法" の “SendSuperSession” を参照してください。