電子メール送信アダプタに関する設定
概要
送信電子メール・アダプタには以下の設定があります。
グループ | 設定 |
---|---|
基本設定 | [SMTPサーバ]、[SMTPポート]、[認証情報] |
接続設定 | [SSL構成] |
追加設定 | Recipient、Cc、Bcc、From、 ContinueIfInvalidRecipient |
残りの設定はすべてのビジネス・サービスに共通しています。詳細は、"Ensemble プロダクションの構成" の “すべてのビジネス・サービスに含まれる設定” を参照してください。
Bcc
送信される各メール・メッセージの Bcc: リストに追加する、電子メール・アドレスのカンマ区切りのリストを指定します。
Cc
送信される各メール・メッセージの Cc: リストに追加する、電子メール・アドレスのカンマ区切りのリストを指定します。
ContinueIfInvalidRecipient
選択すると、1 人以上の受信者のアドレスが無効なときに、アダプタはメッセージの送信を続行します。
Credentials
指定されたサーバへの接続を承認できる Ensemble 資格情報の ID を識別します。Ensemble 認証情報の作成方法は、"Ensemble プロダクションの構成" を参照してください。
From
メール・メッセージに入力される、デフォルトの From: アドレス。ビジネス・オペレーション実装コードによって上書きできます。
Recipient
送信される各メール・メッセージの To: リストに追加する、電子メール・アドレスのカンマ区切りのリストを指定します。
SMTPポート
メールの送信先となる SMTP サーバのポート。デフォルト値は 25 です。
SMTPサーバ
メールの送信先となる SMTP サーバの IP アドレス (注意 : 接続およびメール送信のタイムアウトは、10 分以上に設定することができます)。
SSL構成
この接続の認証に使用される既存の SSL/TLS 構成の名前。アダプタから通信が開始されるため、クライアント SSL/TLS 構成を選択します。
SSL/TLS 構成を作成して管理するには、管理ポータルを使用します。"Caché セキュリティ管理ガイド" の “Caché での SSL/TLS の使用法” の章を参照してください。[SSL/TLS 構成の編集] フォームの最初のフィールドは [構成名] です。この文字列は [SSL構成] の設定の値として使用します。
この設定で値を指定すると、通常のケースでは、送信電子メールはデフォルト・ポート 465 のソケットを開き、SMTP over TLS/SSL を使用します。[SSL構成] では、サーバとのやり取りを通常の TCP ソケットで開始した後で、通常のソケットと同じポートで SSL/TLS に切り替える必要のある特殊なケースもサポートしています (詳細は、RFC3207 を参照)。このケースでは、デフォルト・ポートは SMTP の 25 です。この規則を使用するには、エントリにアスタリスク (*) を付加します。例 : MySSLItem*
さらに詳しい情報は、"Class Reference" の EnsLib.EMail.OutboundAdapterOpens in a new tab のエントリにある SSLConfigOpens in a new tab プロパティの説明を参照してください。