Skip to main content

This is documentation for Caché & Ensemble. See the InterSystems IRIS version of this content.Opens in a new tab

For information on migrating to InterSystems IRISOpens in a new tab, see Why Migrate to InterSystems IRIS?

エンタープライズ・メッセージ・ビューワの使用法

この章では、エンタープライズ・メッセージ・ビューワの使用法について説明します。以下のトピックについて説明します。

エンタープライズ・メッセージ・ビューワは、ネームスペース内で動作する特殊な Ensemble プロダクションです。このネームスペースでは、メッセージを検索するシステムを特定する必要があります。システムを特定するために、名前、Web IP アドレス (ポート番号を含む)、ネームスペース、SOAP 認証情報、および SSL 構成を指定します。詳細は、"表示および監視するエンタープライズ・システムの特定" を参照してください。加えて、検索条件で使用するすべてのクラスをエンタープライズ・メッセージ・ビューワ・システム上で定義する必要があります。これらのクラスは、プロダクション・メッセージ内の本文要素と検索テーブルを定義するクラスです。

1 つ以上のシステムを特定したら、[Ensemble]、[表示]、[エンタープライズ・メッセージ] の順にクリックすることによって、エンタープライズ・メッセージ・ビューワにアクセスできます。また、エンタープライズ・メッセージ・ビューワには、[Ensemble][構成する][エンタープライズ・システム] の順にクリックして、[エンタープライズ・メッセージ・ビューワ] リンクをクリックしてアクセスできます。

エンタープライズ・メッセージ・ビューワとエンタープライズ・メッセージ・バンクの概要は、"他のネームスペースからのメッセージの表示" を参照してください。

エンタープライズ・メッセージ・ビューワでのクエリの指定

エンタープライズ・メッセージ検索でクエリを指定するには、以下のいずれかを入力します。

  • ソート順序 — メッセージを新しい順に保存するか、古い順に保存するかを指定します。

  • ページ・サイズとページ番号 — 1 ページに表示するメッセージの数と表示するページを指定します。

  • 時刻形式 — 時刻を表示するか、時刻と日付を表示するかを指定します。

  • 基本条件 — 基本的な選択条件を指定します。

    • ステータス — すべてのメッセージを選択するか、一時停止メッセージのように特定のステータスのメッセージのみを選択するかを指定します。

    • タイプ — セッション開始メッセージを選択するか、リクエスト・メッセージを選択するか、レスポンス・メッセージを選択するか、すべてのメッセージを選択するかを指定します。

    • 開始時刻終了時刻 — 選択するメッセージの日時の範囲を指定します。

    • 開始 ID終了 ID — 選択するメッセージ ID の範囲を指定します。システムごとにメッセージに番号が振られるため、これらの条件は単一のシステムからメッセージを検索する場合にのみ有効です。

    • ソース — メッセージを発信する Ensemble コンポーネントの名前を指定します。通常は、ビジネス・サービスか、ビジネス・プロセスです。デフォルトで、すべてのソースからのメッセージが選択に含まれます。

    • ターゲット — メッセージのターゲットである Ensemble コンポーネントの名前を指定します。通常は、ビジネス・プロセスか、ビジネス・オペレーションです。デフォルトで、すべてのターゲットへのメッセージが選択に含まれます。

    • 最大行数 — それぞれのシステムからエンタープライズ・メッセージ・ビューワに戻す必要のあるメッセージの最大数を指定します。

    • クエリ・タイムアウト — システムからのクエリに対する応答を持つ秒数を指定します。0 の値は、タイムアウト期間が存在しないことを意味します。クエリ・タイムアウトは 1/100 秒単位で指定できます。

  • エンタープライズ・クライアント — 問い合わせ先のシステムを指定します。問い合わせる各システムのボックスにチェックを付けます。リスト表示されるシステムは、"表示および監視するエンタープライズ・システムの特定" で指定されているものです。

  • 拡張条件 — AND 演算子と OR 演算子を使用してクエリを結合できます。クエリ・フォームで以下を指定します。

    • 条件の有効化 — このクエリ要素がアクティブかどうかを指定します。

    • 条件タイプ — このクエリ要素が HeaderFieldBodyPropertySearchTableFieldVDocSegmentFieldVDocPropertyPath、または前のクエリ要素と後ろのクエリ要素を結合する OR 演算子のどれに対するものかを指定します。

    • クラス — 条件タイプとエンタープライズ・メッセージ・ビューワ・システム上で定義されたタイプによって異なります。プロダクションを実行するシステム上で定義され、エンタープライズ・メッセージ・ビューワ・システム上では定義されていないクラスにはアクセスできないことに注意してください。

    • 条件 — 1 つ以上のクエリの条件を指定します。条件フォームのフォールドは条件タイプによって決定されます。

    • 表示値 — 結果には表示するが、選択条件に含めない 1 つ以上のフィールドを指定します。2012.2 より前のバージョンの Ensemble を実行しているシステムは検索結果に表示値を返さないことに注意してください。これらの古いバージョンは、クエリで参照されたフィールドのみを返します。

  • 保存検索 — 現在の検索を保存したり、保存検索を取り出したりできます。

エンタープライズ・メッセージ・ビューワでの検索結果の操作

エンタープライズ・メッセージ・ビューワには 1 ページ分の検索結果が表示されます。[次へ] ボタンと [前へ] ボタンで結果ページ間を移動できます。検索結果に含まれているメッセージに関する情報を確認したり、ビジネス・プロダクションを実行するシステムのメッセージ・ビューワへのリンクである最初の列内のシステム名をクリックしたりできます。システムにログオンするためのユーザ名とパスワードの入力が要求される場合があります。リンクをクリックすると、システム上のメッセージ・ビューワが開きますが、エンタープライズ・メッセージ・ビューワ上で確認中の個別のメッセージは選択されません。メッセージを検索するメッセージ ID を使用できます。

FeedbackOpens in a new tab