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Saxon の代替バージョンの使用法

Zen レポートには、XSLT 2.0 をサポートするための Saxon9he JAR ファイルがインストールされており、すぐに使用できます。Saxon 9 の商用バージョンなど、別の Saxon JAR ファイルを使用する場合は、以下の手順に従って、他の Saxon JAR ファイルを ZEN レポートで使用するように構成できます。

  1. Saxon 9 以降のパーサをインストールします。

  2. RenderX XEP を使用して PDF 出力を生成する場合は、XEP lib ディレクトリにある saxon.jar ファイルを探します。このファイルの名前を変更して、saxon.jar というファイル名で使用されないようにします。そうしないと、自動的に XEP 独自の .jar ファイルが使用され、XSLT 1.0 互換となります。

  3. Zen レポートを Saxon .jar ファイルの場所で構成します。このためには、サーバ上の実際の .jar ファイルの場所を使用して、ターミナル・プロンプトから以下のコマンドを発行します。

     zn "%SYS"
     set ^%SYS("zenreport","saxjar")="c:\saxon9\saxon9.jar"
    
    
  4. Zen レポート・クラスの XSLTVERSION クラス・パラメータを "2.0" に設定します。

  5. RenderX XEP を使用して PDF 出力を生成する場合は、xep.bat ファイルを、その他の解析ツールやバージョンではなく、手順 3 で指定した .jar ファイルを参照するように編集します。

  6. FOP を使用して PDF 出力を生成する場合、Xalan ではなく Saxon を使用するために FOP を以下のように構成します。

    • Saxon の .jar ファイル (saxon9.jar および saxon9-dom.jar) を、FOP の lib ディレクトリにコピーします。以下はその例です。

      copy c:\saxon9\saxon9.jar c:\fop-0.95\lib
      copy c:\saxon9\saxon9-dom.jar c:\fop-0.95\lib
      
    • fop.bat を変更して、Saxon を使用するために JAVAOPTS を設定します。変更した fop.bat の行は以下の例のようになります (ただし、全体は 1 行です)。

      set JAVAOPTS=-Denv.windir=%WINDIR%
      -Djavax.xml.transform.TransformerFactory=net.sf.saxon.TransformerFactoryImpl
      
    • fop.bat を変更して、Xalan をコメントアウトし、クラスパスに Saxon の .jar ファイルを追加します。例えば以下のようになります。

      REM set LOCALCLASSPATH=%LOCALCLASSPATH%;%LIBDIR%\xalan-2.7.0.jar
      set LOCALCLASSPATH=%LOCALCLASSPATH%;%LIBDIR%\saxon9.jar
      set LOCALCLASSPATH=%LOCALCLASSPATH%;%LIBDIR%\saxon9-dom.jar
      
Note:

使用する変換を XSLT 2.0 から XSLT 1.0 に戻すには、Saxon の旧バージョンの ..jar ファイルを使用するように FOP または XEP を構成します。例えば、saxon9.jar の代わりに saxon65.jar を使用するようにします。

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