XTP (Extreme Transaction Processing)
背景情報
Extreme Transaction Processing (XTP) という語句は、非常に労力を要するトランザクション処理という意味です。
使用可能ツール
XTP (Extreme Transaction Processing) アプリケーション用に最適化された高パフォーマンス永続ストレージ・エンジンとして Caché を活用できるようにする一連のテクノロジ。
標準の .NET バインディングと異なり、eXTreme API は Caché との通信に TCP/IP を使用しません。代わりに、(標準 .NET および Caché Callin API を介して実装される) 高速のメモリ内接続を使用し、Caché インスタンスと同じプロセスで実行されます。Caché サーバと .NET アプリケーションは同じマシン上にある必要がありますが、それでもなおアプリケーションで Caché ECP を使用して、リモート・マシンのデータにアクセスできます。
Caché eXTreme のコンポーネントには以下のものが含まれます。
-
eXTreme Event Persistence (XEP) — 単純な .NET オブジェクトを XTP 永続イベントとして投影し、高速のストレージおよび処理を実現します。低遅延のオブジェクトおよびイベント・ストリーム・データ・アクセスのための軽量 API です。
-
グローバル API — Caché グローバル配列への直接アクセスを提供し、最高の速度および柔軟性を可能にします。
"Caché eXTreme での .NET の使用法" および "Caché eXTreme での Java の使用法" を参照してください。
可用性 : 全ネームスペース。