Const
リテラル値の代わりに使用する定数を宣言します。
Synopsis
Const constname = expression
引数
Const 文の構文は、以下の部分で構成されています。
constname | 定数名。変数の標準的な名前付け規約に従います。 |
expression | リテラルや、すべての算術演算子または論理演算子を組み合わせて使用できます (Is を除く)。 |
概要
一行に複数の定数宣言を続けて記述するには、それぞれの定数の代入をコンマで区切ります。
定数宣言では、変数、ユーザ定義関数、内部 Caché Basic 関数 (Chr など) は使用できません。定義上、これらは定数にできません。Sub または Function プロシージャで宣言された定数は、そのプロシージャのローカル定数になります。プロシージャ外で宣言された定数は、宣言されたスクリプト全体に渡って定義されます。式を使用できるすべての場所で、定数を使用できます。
例
以下のコードは、Const 文の使用法を示しています。
Const MyVar = 459
' Declare multiple constants on same line.
Const MyStr = "Hello", MyNumber = 3.4567
メモ
定数はスクリプトを自己文書化することができ、修正も容易です。変数とは異なり、定数はスクリプトの実行中に誤って変更してしまうこともありません。