$ZBITFIND (従来の関数)
Synopsis
$ZBITFIND(bitstring, truthval, position)
パラメータ
bitstring | ビット文字列。 |
truthval | バイナリ値 (0 あるいは 1)。 |
position | オプション — bitstring の中のビット開始位置を指定します。 |
概要
ここでは、従来の関数である $ZBITFIND について説明します。ここでは、従来のアプリケーションとの互換性について説明します。
$ZBITFIND は、bitstring の中で truthval と同じ値を持つ最初のビットの直後の位置を返します。position は、オプションで検索の開始位置を指定します。position が省略されている場合、1 の位置から検索を開始します。
truthval が見つからない場合、$ZBITFIND は 0 を返します。
$ZBITFIND は、一致するビットの直後の位置を返すという点で $FIND 関数と似ています。ループ形式を使用することもできます。
Findabit
FOR p=1:0 {
SET p=$ZBITFIND(bstring,1,p)
QUIT:´p
DO Foundone
}
Foundone
パラメータ
truthval
バイナリ値 (0 あるいは 1)。
position
bitstring の中のビット開始位置を指定します。既定は 1 です。ビットは左から右にカウントされ、最初のビットは 1 となります。
例
以下の例で得られる結果は、truthval に一致するビットの直後の位置です。
bitstring[0,0,1,1,0] の場合 :
truthval=0 であれば、$ZBITFIND の結果は位置 2 です。
truthval=1 であれば、$ZBITFIND の結果は位置 4 です。
truthval=0 と position=2 であれば、$ZBITFIND の結果は位置 3 です。
truthval=0 と position=3 であれば、$ZBITFIND の結果は位置 6 です。
関連項目
-
$ZBOOLEAN 関数