JobServers
JOB サーバの数。
Synopsis
[Startup] JobServers=n
説明
値 n は、Caché によって起動する JOB サーバの数です。
多数の JOB サーバを実行すると、大量のメモリとプロセスを消費しますが、Caché ではシステム・レベルでプロセスを起動して初期化する必要がないため、ジョブ起動プロセスを高速化できます。
JOB サーバを使用するのが最も適しているのは、Job コマンドによってアプリケーションで一時的なプロセスが多数作成される場合です。 このようなプロセスでは、オペレーティング・システムのプロセス作成オーバーヘッドがプロセスの実行コスト全体の大半を占めるため、JOB サーバを使用した方が効果的な場合があります。 バックグラウンド・プロセスで大きなタスクを実行する場合は、JOB サーバを使用してもあまり効果はありません。
例
JobServers=0
値の範囲
0 ~ 2000 ジョブ・サーバ。既定値は 0 です。
管理ポータル
[システム管理] > [構成] > [追加設定] > [開始] ページで、[JobServers] の行の [編集] を選択します。JOB サーバの数を入力します。