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MapMirrors

インスタンスがメンバである各ミラーのメンバについて説明します。

Synopsis

[MapMirrors]    Name=,AgentAddress,AgentPort,-,SuperServerAddress,GUID,InstanceDirectory,MemberType,MirrorPrivate,MirrorSSPort,-,EncryptCommunication,

説明

各エントリは、ミラー・メンバを定義するコンマで区切られた値で構成されています。値の意味は、左から右の順に以下のとおりです。

  • Name – 必須。このメンバをミラー内で識別する一意の名前。最大 15 文字の大文字の英数字の文字列には、スペースやタブ、コンマ (,)、セミコロン (;)、および等号 (=) を含めることはできません。また、この文字列は、保存前に大文字に変換されます。

    これは、ミラー内のこのインスタンスの名前です。ミラー・システム名は、EMS によって管理されるすべてのミラーにまたがって一意である必要があります (この一意性は EMS によって強制されます)。インスタンスは、複数のミラー・セットに可能性のある単一のミラー・システム名を持つからです (つまり、非同期メンバは複数のミラーに接続する可能性があります)。ほとんどの場合は、GUID を使用してミラー・メンバが識別され、Name は表示のために使用されます。この名前にコロン (:) を含めることはできません。

  • AgentAddress – プライマリに接続するミラー・メンバが、このフェイルオーバー・メンバ上のエージェントと通信するために使用する必要のあるネットワーク・アドレス (DNS の問題を回避するために推奨される IP アドレス)。これは、非同期メンバ上では省略されます。エージェントは、これらのシステム上のミラーリングには使用されないからです。これは、フェイルオーバー・メンバ上では必須です。エージェントはジャーナル・データを転送できるため、ネットワーク輻輳を避けるためにここではプライベート・アドレスであることが望ましい場合があります。

  • AgentPort – このシステム上のエージェントがリッスンするように構成されているポート番号。ローカル・エージェントがアクティブの場合は、##class(SYS.Agent).GetApplicationPort() は現在の値を返します。

  • 内部用。

  • SuperServerAddress – 外部ミラー認識システムがプライマリに接続するために使用するネットワーク・アドレス (これは、現時点では ECP アプリケーション・サーバのみですが、将来は別の接続にも拡張される可能性があります)。他のミラー・メンバが、制御や監視を目的としてメンバのスーパーサーバ・アドレスに接続する場合があります。メンバがプライマリであり、プライマリのミラー・プライベート・アドレス (MirrorPrivate) にアクセスできない場合、非同期メンバはこのアドレスを使用して (ジャーナル・データを受け取るための) データ・チャンネルを確立しようとします。

  • GUID – 必須。このミラーで一意の内部 GUID。ミラー内のこのノードを一意に識別します。ノードの識別以外の主な用途は、ミラーリングされたデータベースの特定コピーを所有するインスタンスを識別することです。

  • InstanceDirectory – インスタンスのインストール・ディレクトリ (mgr ディレクトリの親ディレクトリ)。エージェントに対してインスタンスを識別するために、主にフェイルオーバー・メンバ上で使用されます。

  • MemberType – ミラー・メンバのタイプを示す数値。次のいずれかです。

    • 0 - フェイルオーバー・メンバ

    • 2 - 非同期メンバ

  • MirrorPrivate – このインスタンスがプライマリの場合、他のミラー・メンバはこのアドレスを使用して、プライマリからジャーナル・データを受け取るためのミラー・データ・チャンネルを確立します。ミラー・プライベート・アドレスでこれにアクセスできない場合、非同期メンバは、プライマリのスーパーサーバ・アドレス (SuperServerAddress) を代わりに利用します。

  • MirrorSSPort – このインスタンス用のスーパーサーバ・ポート。このインスタンスに対する接続を確立するクライアントによって、MirrorAddress および ECPAddress の両方と共に使用されます。

  • 内部用。

  • 内部用。

  • 内部用。

各エントリは次のように 1 行で記述します。

[MapMirrors.MIMI]
MIMI_A=mirrorhostA,2188,,mirrorhostA,C7BA9224-3851-47D4-83BD,c:\intersystems\20142302july10a\,0,mirrorhostA,56776,,0,
MIMI_B=mirrorhostB,2188,,mirrorhostB,D14611B3-E0F5-4708-A111,c:\intersystems\20142302july10b\,0,mirrorhostB,56777,,0,
MIMI_D=mirrorhostD,2188,,mirrorhostD,06E1D307-59D9-4500-AA3B,c:\intersystems\20142302jul10d\,2,mirrorhostD,56779,,0,

管理ポータル

[システム管理] > [構成] > [ミラー設定] > [ミラーの作成][フェイルオーバーとして参加] (または [非同期として参加]) ページで、要求された情報を入力します。


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