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Mirrors

インスタンスがメンバであるミラーについて説明します。

Synopsis

[Mirrors]    Name=GUID,2,1,Defined Primary,QOSTimeout,0,UseSSL,VirtualAddress,0,AgentAddress,AgentPort,ArbiterNode

説明

各エントリは、ミラーを定義するコンマで区切られた値で構成されています。値の意味は、左から右の順に以下のとおりです。

  • Name – 必須。このミラーを識別するときに使用できる一意の名前。最大 15 文字の大文字英数字文字列です。

  • GUID – 必須。このミラーで一意の内部 GUID。

  • 2 – 内部用。

  • 1 – 内部用。

  • Defined Primary – 一般に保守目的でミラー・フェイルオーバーを無効にする場合に使用されます。Caché または ^MIRROR ルーチンのシャットダウン時に nofailover オプションを使用して操作します。これには、プライマリにする必要があるメンバのミラー名が含まれています。そのノードが起動してプライマリになると自動的にクリアされます。

  • QOSTimeout – サービス品質タイムアウト : フェイルオーバー・メンバが、アクションを実行する前に、他のフェイルオーバー・メンバからの応答を待機する最大時間 (ミリ秒単位)。さらに、フェイルオーバー・メンバの応答をアービターが待機する場合にも適用されます。既定は 8000ms です。一般に、専用のローカル・ネットワークがある物理 (非仮想化) ホスト上のデプロイメントでは、停止に対するより迅速な対応が必要な場合には、この設定を短くすることができます。QoS タイムアウト設定の詳細は、"Caché 高可用性ガイド"の “ミラーリング” の章の "サービス品質 (QoS) タイムアウトの構成" を参照してください。

  • 0 – 内部用。

  • UseSSL – ミラー内でセキュリティを実現するために、SSL/TLS を使用するようにミラーのノードを構成できます。こうすると、1 つのノードから別のノードへの認証と、ノード間での暗号化された通信の両方が提供されます。ミラーで SSL/TLS を使用するために、(フェイルオーバーまたは非同期の) 各メンバは、%Mirror_Client および %Mirror_Server の SSL/TLS 構成のペアを使用します。これらの構成は、ミラーで SSL/TLS が有効になっているときに、各メンバ上に既に存在している必要があります。SSL の設定方法の詳細は、"Caché システム・セキュリティガイド" の “Caché での SSL/TLS の使用法” の章にある "ミラー用 SSL/TLS 構成の作成および編集" を参照してください。値は 0 (いいえ : 既定値) または 1 (はい) です。

  • VirtualAddress – 仮想 IP アドレスを指定します。すべての外部クライアント (言語バインディング、ODBC/JDBC/SQL クライアント、直接接続ユーザなど) が単一アドレスを使用してミラーに接続するように、ミラー仮想 IP (VIP) アドレスを構成することができます。この仮想 IP アドレスは、自動的に現在のプライマリ・メンバ上のインタフェースに結合されます。VIP を使用するには、両方のフェイルオーバー・メンバが同一のサブネットに配置されている必要があります。詳細は、"Caché 高可用性ガイド" の “ミラーリング” の章で、"ミラー仮想 IP (VIP) の構成" のセクションを参照してください。

  • 0 – 内部用。

  • ArbiterNode – このミラーに対して構成されているアービターのネットワーク・アドレス。アービターは、ミラーのフェイルオーバー・メンバとの継続的な通信が維持される ISCAgent をホストする独立システムで、直接通信できない場合にフェイルオーバーの決定を安全に下すために必要なコンテキストで提供します。.

  • ArbiterPort – 構成済みアービターの ISCAgent プロセスにより使用されるポート (既定では 2188)。

  • FailoverCompressionMode – ジャーナル・データを主ジャーナルからバックアップに転送する前に圧縮するかどうかを判断します。値は、0 (システムによる選択、フェイルオーバー・メンバ間の応答時間が最適化されます)、1 (圧縮しない)、および 2 (圧縮する) です。

  • AsyncCompressionMode – ジャーナル・データを主ジャーナルから非同期メンバに転送する前に圧縮するかどうかを判断します。値は、0 (システムによる選択、ネットワーク使用率が最適化されます)、1 (圧縮しない)、および 2 (圧縮する) です。

各エントリは次のように 1 行で記述します。

MIMI=C7BA9224-3851-47D4-83BD-0C01AEEACC76,2,1,,2000,0,0,,0,arbhost|2188,0,0
管理ポータル

[システム管理] > [構成] > [ミラー設定] > [ミラーの作成][フェイルオーバーとして参加] (または [非同期として参加]) ページで、要求された情報を入力します。


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