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Calculated

このプロパティを含むオブジェクトがインスタンス化される際に、プロパティにメモリ内ストレージを割り当てないことを指定します。

使用法

プロパティにメモリ内ストレージを割り当てないことを指定するには、以下の構文を使用します。

Property name As classname [ Calculated ];

そのように指定しない場合は、このキーワードを省略し、キーワードの直前に単語 Not を指定します。

詳細

このキーワードは、このプロパティを含むオブジェクトがインスタンス化される際に、プロパティにメモリ内ストレージを割り当てないことを指定します。

メモリ内ストレージが必要ないプロパティを定義するときに、このキーワードを使用します。このプロパティに値を指定する方法には、次の 2 つがあります。

  • プロパティのための Get (場合によっては、Set) メソッドを定義します。例えば、Age プロパティの場合は、AgeGet メソッドを提供することで、ある人物の現在の年齢を、現在日時、およびその人物の DateOfBirth プロパティの値に基づいて判断できます。"Caché オブジェクトの使用法" の “プロパティ・メソッドの使用とオーバーライド” の章を参照してください。

  • このプロパティを計算プロパティとして定義します。これにより、SqlComputed キーワードおよび関連キーワードが使用されます。"Caché オブジェクトの使用法" の “計算プロパティの定義” を参照してください。

サブクラスは Calculated キーワードを継承しますが、それをオーバーライドできません。

既定値

Calculated キーワードの既定値は、False です。

Property Age as %Integer [ Calculated ];

関連項目

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