LOG10
与えられた数値式の対数 (底 - 10) を返す、スカラ数値関数です。
Synopsis
{fn LOG10(float-expression)}
引数
| float-expression | FLOAT タイプの式。 |
概要
LOG10 は、float-expression の常用対数値を返します。LOG10 は、有効桁数が 21 で小数桁数が 18 のデータ型 FLOAT の値を返します。
LOG10 は { } 括弧構文による ODBC スカラ関数としてのみ使用できます。
例
以下の例は、整数の常用対数を返します。
SELECT {fn LOG10(5)} AS Log10これは、.69897000433... を返します。
以下の埋め込み SQL の例は、1 から 10 の整数の常用対数を返します。
SET a=1
WHILE a<11 {
&sql(SELECT {fn LOG10(:a)} INTO :b)
IF SQLCODE'=0 {
WRITE !,"Error code ",SQLCODE
QUIT }
ELSE {
WRITE !,"Log-10 of ",a," = ",b
SET a=a+1 }
}
