プロキシ・クラスの生成
CMP オブジェクト・インタフェースを使用するには、関連する Caché クラスに対する .NET プロキシ・クラスを生成する必要があります。そのためには、CacheNetWizard.exe を使用します。最初に、[CacheNetWizard.exe] アイコンをクリックします。
このウィザードを使用する手順は次のとおりです。
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[接続] をクリックします。[Cache 接続マネージャ] が表示されます。サーバとネームスペースを選択して、[OK] をクリックします。使用するサーバがわからない場合は、システム・トレイにある Caché キューブをクリックして、[優先接続サーバ] の設定を確認します。Caché クラスをインストールしたネームスペースを選択します。[接続] をクリックした後、“アクセスが拒否されました” というエラー・ボックスが表示される場合があります。その場合は、[キャンセル] をクリックして次に進みます。接続情報を要求する一連のダイアログ・ボックスが表示されます。最後のボックスでは、ユーザ名とパスワードの入力を求められます。このダイアログで、[パスワードを保存する] ボックスにチェックを付けると、今後その情報を再び入力する必要がなくなります。
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出力ファイルの名前と場所を入力します。例えば、Contacts.cs などです。場所には、他のプロジェクトのソース・ファイルの場所を選択します。
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[使用可能なクラス] 領域で、プロキシが必要な Caché クラスの名前をすべてクリックします。次に、右向き矢印をクリックします。[選択済みクラス] 領域に、指定したクラス名が表示されます。
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[ジェネレータオプション] で、[既定の引数を指定したメソッド] をクリックします。
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[生成] をクリックして、プロキシ・クラスのソース・ファイルを生成します。
プロキシ・クラスの生成後、[プロジェクト]→[既存項目の追加] をクリックすることで、それらをプロジェクトに追加します。
対応する Caché クラスを変更したり、別のネームスペースに移動した場合は、.NET プロキシ・クラスを生成し直すことが重要です。これを怠ると、予測しない結果が生じることがあります。
CacheNetWizard.exe の使用法 (および dotnet_generator.exe の使用法) の詳細は、"Caché Managed Provider for .NET の使用法" の "Caché プロキシ・クラスの使用法" セクションにある "Caché プロキシ・クラスの生成" を参照してください。
CacheNetWizard.exe は、Visual Studio のツール・メニューにインストールできます。手順は、"Caché Managed Provider for .NET の使用法" の "Caché Managed Provider の設定" セクションにある "Visual Studio への Caché オブジェクト・バインディング・ウィザードの追加" セクションを参照してください。
Contacts.xml の場所については、"例と演習のファイル" を参照してください。