Zbreak コマンドのアクション・コード
実行が中断されると、変数値を記述 (Write) できるターミナル・プロンプトが出力されます。ブレークポイントあるいはウォッチポイントで実行を中断した後、Goto コマンドで実行を再開できます。
ZBreak コマンドのアクション・コードが、実行を継続するときに何が起こるかを制御します。内容は以下のとおりです。
Zbreak コマンドのアクション・コード
アクション | 意味 |
---|---|
L | 行ごとの実行 (スキップ)。各行の開始地点で停止。その行が別のルーチン、あるいはプロシージャを呼び出す場合、呼び出されたコードは割り込みなしに実行可能。 |
L+ | 行ごとの実行 (ジャンプ)。各行の開始地点で停止。その行が別のルーチン、あるいはプロシージャを呼び出す場合、呼び出されたコードも各行の開始地点で停止。 |
S | 文ごとの実行 (スキップ)。各行の文の開始地点で停止。文が他のルーチンやプロシージャを呼び出す場合、呼び出されたコードは割り込みなしに実行可能。 |
S+ | 文ごとの実行 (ジャンプ)。各行の文の開始地点で停止。文が他のルーチンやプロシージャを呼び出す場合、呼び出されたコードも各文の開始地点で停止。 |
N | アクションなし。ブレークポイント、あるいはウォッチポイントがトリガされたときに、実際に実行を中断することなくオプション・コードを実行。 |
以上のアクション・コード以外に、デバッグとしてアクションを変更する “C” アクション (キャンセル) も使用できます。アクション・コードは Break コマンドの引数として、ターミナル・プロンプトで使用します。