Skip to main content

This is documentation for Caché & Ensemble. See the InterSystems IRIS version of this content.Opens in a new tab

For information on migrating to InterSystems IRISOpens in a new tab, see Why Migrate to InterSystems IRIS?

状態の管理 : %CSP.Request、%CSP.Session、%CSP.Response

HTTP はステートレスなプロトコルです。複数のページ要求間で情報を格納するリソースはありません。しかし、CSP では、3 タイプのオブジェクトで、ページ要求間の情報の受け渡しを実行できます。

  • %CSP.RequestOpens in a new tab — CSP ページに対する受信要求に関する情報をカプセル化するクラスです。CSP サーバが要求を受信すると、要求に関する情報によってクラスがインスタンス化されます。サーバは、%request 変数を通じて、要求を処理する CSP ページでこのオブジェクトを使用できるようにします。%request に含まれるデータは、ページ要求 URL のクエリ文字列に含まれるいずれかの値です。CSP サーバは、要求を処理するページを生成した後に、%request オブジェクトを破棄します。%request%CSP.RequestOpens in a new tab の詳細は、"Caché Server Pages (CSP) の使用法" の "CSP での HTTP 要求" を参照してください。

  • %CSP.SessionOpens in a new tab — CSP アプリケーション内の個別セッションに関する情報をカプセル化するクラスです。セッションは、ユーザがアプリケーション・ページを初めて要求したときに開始され、ユーザがアプリケーションの各ページをナビゲートしている期間だけ存続します。セッションはタイムアウト時またはユーザがアプリケーションを終了したときに停止します。セッションの最後に、短い猶予期間が追加される場合があります。セッションが開始されると、CSP サーバは %CSP.SessionOpens in a new tab のインスタンスを作成して、CSP サーバに格納します。このオブジェクトの名前は、%session にします。これは、セッション内の要求を処理する各ページから使用できます。アプリケーションには、ユーザ ID など、%session 内のセッションの複数のページ要求間で必要とされる情報が格納されます。CSP セッションの詳細は、"Caché Server Pages (CSP) の使用法" の "CSP セッション管理" を参照してください。

  • %CSP.ResponseOpens in a new tab — 生成されるページの HTTP ヘッダのコンテンツに関する情報をカプセル化するクラスです。CSP サーバは、%response という名前のオブジェクトをインスタンス化して、要求に応答する CSP ページで使用できるようにします。CSP ページでは %response を使用することで、応答のコンテンツ・タイプの設定や、別の CSP ページへの要求のリダイレクトを実行できます。%request%CSP.ResponseOpens in a new tab の詳細は、"Caché Server Pages (CSP) の使用法" の "CSP での HTTP 要求" を参照してください。

generated description: 3objects

FeedbackOpens in a new tab