HL7 メッセージ・ルーティング・プロダクションのコンポーネント
以下のテーブルは、Ensemble HL7 メッセージ・ルーティング・プロダクションに通常含まれる 3 種類の Ensemble コンポーネントを示しています。これらは、事前に構築済みのコンポーネントです。これらのコンポーネントは、直接プロダクションに追加して、コーディングなしで構成できます。
コンポーネント | ロール |
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HL7 ビジネス・サービス |
HL7 データを外部システムから受信します。そのデータを Ensemble メッセージにパッケージ化し、プロダクション内の別のコンポーネント (通常、メッセージ・ルータ) に送信します。Ensemble には、HL7 データを FTP、HTTP、TCP、SOAP (Web サービス) を介して受信したり、ファイル・システム内のファイルから HL7 データを読み取ったりするための、事前に構築済みの HL7 ビジネス・サービスが用意されています。これらのサービスは、クライアント・アプリケーションと通信するために受信アダプタを使用します。これらのアダプタは、さまざまな通信メカニズム向けに特殊化されています。 |
HL7 メッセージ・ルータ |
ビジネス・サービスから Ensemble HL7 メッセージを受信し、適切なターゲット (通常は HL7 ビジネス・オペレーション。ただし、別のメッセージ・ルータの場合も多い) にディスパッチします。 |
HL7 ビジネス・オペレーション |
メッセージ・ルータから Ensemble HL7 メッセージを受信し、その HL7 データを外部アプリケーションに送信します。Ensemble には、HL7 データを FTP、HTTP、TCP、SOAP (Web サービス) によって送信するためや、ファイルに書き込むための、事前に構築済みの HL7 ビジネス・オペレーションが用意されています。これらのオペレーションは、外部アプリケーションと通信するために送信アダプタを使用します。これらのアダプタは、さまざまな通信メカニズム向けに特殊化されています。 |
また、Ensemble には、以下のタイプのデータを処理するための、事前に構築済みのコンポーネントも用意されています。
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X12
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ASTM
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EDIFACT
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DICOM
さらに、Ensemble では、カスタムのコンポーネントおよびアダプタの開発をサポートしています。まったく新しいコンポーネントを作成することも、事前に構築済みのコンポーネントを拡張することでその機能を要件に合わせて修正することもできます。
HL7 ビジネス・サービス、メッセージ・ルータ、およびオペレーションの詳細は、"Ensemble HL7 バージョン 2 開発ガイド" の "HL7 バージョン 2 のルーティング・プロダクション" を参照してください。
受信アダプタおよび送信アダプタの詳細は、"Ensemble アダプタ・ガイド" を参照してください。
カスタム・ビジネス・サービスの詳細は、"Ensemble プロダクションの開発" の "ビジネス・サービスの定義" を参照してください。
カスタム・ビジネス・プロセスの詳細は、"Ensemble プロダクションの開発" の "ビジネス・プロセスの定義" を参照してください。
カスタム・ビジネス・オペレーションの詳細は、"Ensemble プロダクションの開発" の "ビジネス・オペレーションの定義" を参照してください。