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This is documentation for Caché & Ensemble. See the InterSystems IRIS version of this content.Opens in a new tab

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SchemaBuilder

SchemaBuilder は、POJO クラス定義を基に Caché オブジェクト・データベース・スキーマを生成するためのコマンドライン・ツールです。SchemaBuilder は、Java イントロスペクションを使用して、Java クラス定義からスキーマ情報を取得します。また、指定するプロパティ・ファイル (java.util.propertiesOpens in a new tab 形式) からスキーマ生成情報を読み取ります。 "スキーマの作成" には、サンプルのプロパティ・ファイルと、SchemaBuilder を実行するコマンドが示されています。

以下のテーブルは、SchemaBuilder プロパティ・ファイルで値を割り当てる必要がある、特に重要な 2 つのプロパティの説明です。

2 つの SchemaBuilder プロパティ

プロパティ

説明

defaultaccesslevel

スキーマに含める POJO の要素の最も厳しいアクセス・レベルを指定します。アクセス修飾子が同じレベルかそれ以下の POJO 要素がスキーマに含まれます。例えば、defaultaccesslevelprivate である場合は、指定された defaultaccesslevel のすべての要素がデータベース・スキーマに組み込まれます。defaultaccesslevelpublic である場合は、public の POJO 要素のみが組み込まれ、protected メンバまたは private メンバの要素は組み込まれません。

defaultaccesstype

スキーマを生成するために使用する POJO 要素の種類を指定します。主なオプションには、“getters and setters” および “fields” などがあります。“getters and setters” を選択した場合、ウィザードは POJO の “get” および “set” メソッドに基づいてデータベース・スキーマにフィールドを生成します。スキーマ・フィールドの名前には、“get” または “set” の後のすべての文字が使用されます。“field” を選択した場合、ウィザードは POJO フィールドに基づいてスキーマを生成します。スキーマ・フィールドの名前は、POJO フィールドの名前と同じになります。

SchemaBuilder プロパティ・ファイル内のこれらのプロパティに指定される値は既定値であることに注意してください。これらのオプションは、POJO 定義に含まれているアノテーションによってオーバーライドすることができます。

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