例と演習ファイルのインストール
Caché インストールの <install-dir>/dev/tutorials/webservices ディレクトリには、チュートリアルの演習と例の完了に必要なファイルがすべて格納されています。これらのファイルは、新しい Caché ネームスペースにインストールできます。Caché ネームスペースの作成方法の詳細は、ページ下部のメモを参照してください。チュートリアルの 3 つの章の設定は、それぞれ多少異なります。設定手順については、以下の該当するセクションを参照してください。
第 I 章のインストールと設定
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スタジオを開きます。[ファイル]→[ネームスペース変更] をクリックし、作業対象のネームスペースに接続します。
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[ツール]→[ローカルからインポート] をクリックします。
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Caché インストール・ディレクトリの <install-dir>/dev/tutorials/webservices/ フォルダにある Server.xml をクリックします。[開く]→[OK] をクリックし、クラスをロードしてコンパイルします。
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メモ : 演習と例を自分で行わない場合は、Server.xml の代わりに ServerSolution.xml をロードしてください。ServerSolution.xml には、作成済みの演習と例が含まれています。
第 II 章のインストールと設定
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スタジオを開きます。[ファイル]→[ネームスペース変更] をクリックし、作業対象のネームスペースに接続します。
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[ツール]→[ローカルからインポート] をクリックします。
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Caché インストール・ディレクトリの <install-dir>/dev/tutorials/webservices/ フォルダにある ServerSolution.xml をクリックします。 [開く]→[OK] をクリックし、クラスをロードしてコンパイルします。
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メモ : 演習と例を自分で行わない場合は、以下の追加手順を実行して、作成済みの演習と例をロードしてください。
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上記の ServerSolution.xml のロード手順を使用して、ClientSolution.xml をロードします。 このファイルには、作成済みの演習と例が含まれています。リモート Web サービスへのアクセスをより厳密にシミュレートするために、ClientSolution.xml と ServerSolution.xml をそれぞれ別のネームスペースにロードすることもできます。
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スタジオのクラス・エディタを使用して、ContactApplication.SOAPServiceSoap の LOCATION パラメータ値を http://localhost:<port>/csp/<namespace name>/SOAPTutorial.SOAPService.cls に変更します。<namespace name> は ServerSolution.xml をインストールしたネームスペースで、<port> は Caché インスタンスの Web サーバ・ポートです。
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第 III 章のインストールと設定
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スタジオを開きます。[ファイル]→[ネームスペース変更] をクリックし、作業対象のネームスペースに接続します。
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[ツール]→[ローカルからインポート] をクリックします。
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Caché インストール・ディレクトリの <install-dir>/dev/tutorials/webservices/ フォルダにある ServerSolution.xml をクリックします。[開く]→[OK] をクリックし、クラスをロードしてコンパイルします。
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上記の手順 1 ~ 3 を繰り返して、ClientSolution.xml をロードします。リモート Web サービスへのアクセスをより厳密にシミュレートするために、ClientSolution.xml と ServerSolution.xml をそれぞれ別のネームスペースにロードすることもできます。
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スタジオのクラス・エディタを使用して、ContactApplication.SOAPServiceSoap の LOCATION パラメータ値を http://localhost:<port>/csp/<namespace name>/SOAPTutorial.SOAPService.cls に変更します。<namespace name> は ServerSolution.xml をインストールしたネームスペースで、<port> は Caché インスタンスの Web サーバ・ポートです。
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メモ : 演習と例を自分で行わない場合は、以下の追加手順を実行して、作成済みの演習と例をロードしてください。
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上記の ServerSolution.xml のロード手順を使用して、FaultsSolution_Server.xml および FaultsSolution_Client.xml をロードします。最初のファイルには、演習のサーバ部分の完成したコードが含まれます。2 番目のファイルには、演習のクライアント部分の完成したコードが含まれます。これらのファイルを別のネームスペースにロードして、この演習をより現実的なものとすることができます。
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スタジオのクラス・エディタを使用して、ContactApplication.SOAPServiceSoap の LOCATION パラメータ値を http://localhost:<port>/csp/<namespace name>/SOAPTutorial.SOAPService.cls に変更します。<namespace name> は FaultsSolution_Server.xml をインストールしたネームスペースで、<port> は Caché インスタンスの Web サーバ・ポートです。
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Windows で Caché を標準インストールしている場合、<install-dir> は C:\InterSystems\Cache になります。標準の UNIX® または Linux の環境では、/usr/cachesys になります。
Caché インスタンスの Web サーバ・ポートを調べるには、[システム概要] をクリックします。
新しい Caché ネームスペースの作成方法を学習するには、"Caché システム管理ガイド" の "Caché の構成" のセクションで "ネームスペースの構成" を参照してください。
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"第 I 章 : Caché を使用した Web サービスの発行" に戻るには、ここをクリックします。
"第 II 章 : Caché を使用した Web サービスの利用" に進むには、ここをクリックします。
"第 III 章 : Caché での Web サービスのエラー処理" に進むには、ここをクリックします。