例 1 ： %Service_Console (続き)

この例の 4 つ目の部分では、2 要素認証を有効にしてカスケード認証を使用するように %Service_Console を設定します。

手順は以下のようになります。

1. 新しいユーザを作成します。手順については、"ユーザの作成" を参照してください。

2. 新しいユーザを %All ロールに追加します。手順については、"ロールへのユーザの追加" を参照してください。

3. このシステムの 2 要素認証を有効にします。詳細は、"2 要素認証" を参照してください。

4. 2 要素認証向けに新しいユーザを構成します。詳細は、"2 要素認証" を参照してください。

5. 管理ポータルの [サービス] ページ ([ホーム]→[システム管理]→[セキュリティ]→[サービス] をクリック) で [%Service_Console] をクリックします。

6. %Service_Console の [定義編集] ページで、[二要素認証有効] と [パスワード] の両方をクリックします。他の認証メカニズムが選択されていないことを確認します。

   

7. ここで、ターミナルを起動します。システム・トレイの [InterSystems ランチャー] をクリックします。メニューから [ターミナル] をクリックします。

8. ターミナルから、ユーザ名とパスワードを求めるプロンプトが表示されます。上記の手順 1 ～ 3 で作成したユーザ名とパスワードを入力します。パスワードを入力すると、携帯電話に送信されているセキュリティ・コードを入力するよう求められます。

   
   Username: JSmith
   Password: ***
   A security code is being sent to your mobile phone.
   Enter security code: