テストの自動化

%UnitTest パッケージと xUnit フレームワークはすべて、テストの自動化をサポートします。 ユニット・テストの実行が完了すると、そのテストの合格または不合格がレポートされます。そのため、テスト結果を自分で解析する必要はありません。これは、非常に重要なことです。コードを変更するたびに、多数のテストを実行する場合があります。そのような場合、常に結果を調べて合否を判定しなければならない作業は、非常に単調なプロセスとなり、間違いも生じやすくなります。

多くの xUnit フレームワークでは、グラフィカル・ユーザ・インタフェース (GUI) にテスト結果の要約が表示されます。%UnitTest では、Caché Server Page (CSP) にテスト結果が表示されます。合格したテストに関する情報は緑色で表示され、不合格となったテストに関する情報は赤色で表示されます。そのため、開発者は、テスト結果の合否を一目で判断することができます。

以下に、%UnitTest のユニット・テストで生成された CSP テスト・レポートの例を示します。これは、“テスト・スイートが不合格であったこと” をレポートしています。ページに表示されるハイパーリンクをクリックして、別のページにドリルダウンすると、テストの不合格に関連した詳細な情報を見ることができます。