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Test First アプローチ

Test Driven Development (TDD) や eXtreme Programming などの Agile のソフトウェア方法論では、ユニット・テストを非常に重視します。事実、これらの方法論では、ユニット・テストを主体にして開発プロセスが進められます。この方法論では、“Test First” アプローチによるソフトウェア開発が提唱されています。このアプローチでは、開発者は、コード・モジュールを書き始める前に、コード・モジュールのユニット・テストを設計し、記述します。その後、開発者は、そのユニット・テストに合格することを目標に、コード・モジュールを作成していきます。

Test First 方法論の支持者によれば、このアプローチには次のような利点があります。

  • コード・モジュールを開発する前にモジュールの入出力を十分に検討する必要があるので、正しい入出力を決定できます。

  • コード・モジュール作成中の開発者の意識に考慮しています。開発者は、モジュールの作成時に、ユニット・テストでの合格という具体的な目標に集中できます。

  • ユニット・テストが、後から付け足したようなテストになりません。ユニット・テストを先に作成しておけば、プロジェクトが終了した時点で初めてユニット・テストに着手するといった状況にはなりません。

  • コード全体で詳細なテストを実施できます。

Note:

Test First 開発の支持者は、通常、コード・モジュールの前にユニット・テストを作成するだけではなく、実行することを提唱します。当然ながら、この段階でテストに合格することはありません。コンパイルさえ行われない場合もあります。

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