ターミナルの関数と制御文字
これらの関数と文字はすべて、標準の WRITE /<ニーモニック> 構文と共に使用されます。この構文の基本情報の詳細は、"Caché 入出力デバイス・ガイド" の"入出力コマンドの概要"、および "Caché ObjectScript リファレンス" の "WRITE" コマンドを参照してください。
ターミナルの関数
以下のターミナルの関数は、テキストをフォーマットしたり、編集したりする場合に使用されます。これらは、ウィンドウ内と WMODE(-1) で同様に機能します。標準の WRITE オプション (*、#、!、?n) は、ウィンドウ内で適切に機能します。
ニーモニック |
動作 |
---|---|
/bell | 警戒音を鳴らす |
/boff | 点滅のオフ |
/bon | 点滅のオン |
/bs(n) | カーソルを n 個後退 (左上隅で停止) |
/clr | ウィンドウのクリア |
/color(f,b) | 前景 (f)、背景 (b) の各色 (0-7) の設定 |
/cub(n) | カーソルを左に n 列移動 (左マージンで停止) |
/cud(n) | カーソルを下に n 行移動 (最下行で停止) |
/cuf(n) | カーソルを右に n 列移動 (右マージンで停止) |
/cup(l,c) | カーソルを (行、列) の位置に移動、元の位置は (行 1、列 1) |
/cuu(n) | カーソルを上に n 行移動 (最上行で停止) |
/dch(n) | n 個の文字を削除 |
/dl(n) | n 行を削除 |
/ech(n) | n 個の文字を消去 (カーソルは移動しない) |
/ed0 | カーソルから画面の最後まで消去 |
/ed1 | 画面の先頭からカーソルまで消去 |
/ed2 | 画面を完全に消去 |
/el0 | カーソルから行の最後まで消去 |
/el1 | 行の先頭からカーソルまで消去 |
/el2 | 行を完全に消去 |
/eol | 行の最後まで消去 |
/eos | 画面の最後まで消去 |
/hoff | ハイライトのオフ |
/hon | ハイライトのオン |
/ich(n) | n 個の空白を挿入 |
/il(n) | n 行挿入 |
/ind(n) | lf(n) と同じ |
/lf(n) | n 回改行 (必要に応じてスクロール) |
/ri(n) | n 回逆改行 (必要に応じてスクロール) |
/roff | 反転オフ |
/ron | 反転オン |
/sp(n) | n 個の空白を印刷 |
/uoff | 下線のオフ |
/uon | 下線のオン |
制御文字
以下の制御文字には、ANSI 標準に準じた機能があります。
文字 |
ASCII |
動作 |
---|---|---|
BELL | 7 | 警戒音を鳴らす |
BS | 8 | 1 文字後退 |
CR | 13 | キャリッジ・リターン (列 0 に戻る) |
FF | 12 | 書式送り (ウィンドウのクリア) |
LF | 10 | 改行 |
Important:
他のすべての制御文字は無視されます!
つまり、リテラル制御シーケンス (W $c(27),"["... など) は、適切に機能しません。すべての編集関数およびフォーマット関数は、WRITE/<ニーモニック> 構文でコード化する必要があります。