CInfo.Company クラスにプロパティを追加する
次に、CInfo.Company クラスにプロパティを追加します。追加するのは以下のプロパティです。
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Name — 会社名
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Mission — 社是
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Recommendation — 会社株の売買に関する提案
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PrimaryAddress — 会社の代表住所。ここではご覧のように弊社の CInfo.Address クラスを使用しています。
これら 3 つのプロパティを追加するには、([クラス]→[追加]→[新規プロパティ] をクリックして) 新規プロパティ・ウィザードを使用するか、または単にスタジオ・エディタを使用してクラス定義にプロパティ定義を追加します。現在のクラスは以下のようになります。
Class CInfo.Company Extends (
%Persistent,
%Populate,
%XML.Adaptor
)
{
Property Name As %String(POPSPEC = "Company()");
Property Mission As %String(MAXLEN = 200, POPSPEC = "Mission()");
Property Recommendation As %String(VALUELIST = ",Buy,Sell,Hold");
Property PrimaryAddress As CInfo.Address;
}
プロパティの多くはパラメータを定義します。POPSPEC パラメータは既に出てきました。MAXLEN パラメータも追加して、Mission プロパティの許容長さを長くしました (既定は 50 文字)。Recommendation プロパティは VALUELIST パラメータを定義します。このフィールドでの許容値のリスト (一覧表) を定義します。リストは、コンマ (,) で始まるようにしてください。最初の文字は区切り文字が何であるかを示します。
[ビルド] メニューの [コンパイル] コマンドを使用して、クラスをコンパイルします。